68話 攻撃スタイル ページ19
「しつ…こい」
Aは僅かな光も通さぬほど深い色の目をしてノブナガをゆっくり睨みつけた。
「オレだってもう何年も我慢したんだぜ？だから、たまにはつきあってくれっ…て！」
ノブナガはAが怒って喧嘩にのってきかけたことをいいことに、語尾に力が入ってしまうほど勢いよく刀をまた振りかざした。
先程まではAも回避のみで全く攻撃の手を見せなかったが、だんだんといつもの大人びた影をなくし暗器での応戦を始めた。
これもまたやりあうこと数分、ノブナガはまだ気に入らないことがあるようだ。
「A〜！そんな攻撃じゃいつまでたってもオレには当たらねえぜ？！」
ノブナガが気に入らないポイントはAの攻撃スタイルにあった。
主に暗器を用いるスタイルで、Aは中、遠距離からの投げ技のみしか行っていなかった。
そして、ノブナガがAと距離を詰めて攻撃してくる際には、まず第1段階目の攻撃を暗器で弾きガードしてから第2段目以降は後ろに回避して距離を取る。
そういった方法の繰り返しでやり合いを続けていた。
このやりとりがノブナガにはイライラと感じられた。
「オメェ昔は近距離型だっただろ？もっと前みたいに拳で…「どんな攻撃をしようと私の勝手よ」
どうやらノブナガはAと近接戦を望んでいるようだ。
以前、シャルナークとクロロがAは昔武闘派だという発言から、Aは昔殴り合いを好んでいたように推測される。
「つまんなくなったなあA。」
ノブナガはAと距離を詰めた際にこういった。
「もう、昔とは違うわ。」
Aも一言返しつつ、ノブナガの刀を弾いてから後ろへ回避しようと足に力を込めたその時だった。
「あ？聞こえねえ…っよ！」
「うっ…！！！」
ノブナガはAが飛び退く前に、Aのみぞおちに一発深い蹴りを入れた。
流石に蹴りを予測していなかったAはガードは愚か、体勢を立て直すこともできずに大きく飛ばされて背後にそびえ立っていたアジトのボロ壁に打ち付けられた。
「っ〜…！」
あまりのみぞおちの痛みに立つことができず腹を抱えて倒れるAにノブナガは近づいて、Aを見下ろしながら尋ねた。
「お前、こんな攻撃も避けられなくなったのか」と
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ミカヅチ イヴ(プロフ) - あやはさん» ありがとうございます＾＾あやはさんも受験勉強頑張ってください！＾＾ (2019年8月16日 10時) (
レス) id: e1903f9ba5 (このIDを非表示/違反報告)
あやは(プロフ) - すごくいいところに来ててわくわくしてます笑受験勉強の息抜きにすごく助かってます！これからも頑張ってください！ (2019年8月15日 22時) (レス) id: df4b2b1b15 (このIDを非表示/違反報告)
ミカヅチ イヴ(プロフ) - ゆっずーさん» 応援ありがとうございます＾＾これからも読んでもらえると嬉しいです！ (2019年8月7日 19時) (レス) id: e1903f9ba5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー(プロフ) - フェイタンもフィンクスも皆面白い笑笑更新お疲れ様でした！また頑張ってくださ〜い！ (2019年8月6日 23時) (レス) id: 9ee8873612 (このIDを非表示/違反報告)
ミカヅチ イヴ(プロフ) - ひがんさん» なるべく毎日更新頑張りますね！ (2019年8月2日 22時) (レス) id: e1903f9ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカヅチイヴ | 作者ホームページ：
作成日時：2019年6月22日 12時
