story.33 ページ33
.
｢_い!…A!!｣
飛び起きた
やばい寝てた
｢大丈夫か?｣
｢あ、ごめん大丈夫だよジフナ｣
WZ｢こんな所で寝るなよ。危ない｣
｢ごめんって｣
ちょっと期待した
ちょっとだけ
WZ｢スニョンじゃなくてごめん
けど、スニョンが探してる｣
なんで考えてること分かっちゃうの…
探してるって私を?
そんな事しなくていいのに
WZ｢スニョンに連絡する｣
｢待って!!連絡しないで…しなくていい｣
WZ｢…っ!｣
驚いた顔をするジフン
それもそっか
｢ごめん、もうスニョンと関わる理由はないし。
これ以上関わりたくないの｣
WZ｢…そうか｣
｢ごめん｣
WZ｢謝んなよ。だけど、あいつなりの考えもあると思うから…｣
スニョンの考え
わかんないな
｢そうだね｣
WZ｢うん、教室戻ろう｣
先を歩くジフンの背中は少し悲しそうだった
ごめんね
.
教室に着くとスニョンはいなかった
席に着くとチャイムがなり
先生が入ってきた
淡々と進む授業
黒板に書いてあるものをそのまま写す
つまらない
端っこに虎のイラスト描いた
スニョンに似てる
追いかけられて傷をつけられた日のあの目に
また、考えてる
もう関わらないって決めたのに
やっぱりすぐには無理だな
ぼーっと外を見た
さっきまでの青空は消えて
どんよりとした雲で覆われていた
今の私みたい
｢"はい、今日はこれで終わります｣
ガタガタと椅子を引きずる音
騒がしくなる教室
居づらいな
ここに
リュックを持ち席を立った
イヤホンを耳にはめて
下駄箱で靴を変えた
外に出てもう一度上を見上げた
｢…雨降りそう｣
早く帰ろう
雨が降る前に
帰ろう
｢早く｣
足が重い
いつもと変わらない道
ポタポタと
雨みたいに
｢っ…!!｣
涙が止まらない
いっその事雨が降ってくれれば
泣いてるかもわからなくなるのに
雨が振りそうなだけで
降らないんだ
あーあ!!
スッキリしない
家を通り過ぎて
ただただ歩いた
公園を通り過ぎて
空き地も
全部
通り過ぎた
勝手に期待してたのは自分なのに
こんなにも
辛いなんて
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iziu(プロフ) - koro39さん» わああほんとですかありがとうございます😊更新遅くなってしまいすいません!!更新致しましたので是非読んでく出さると嬉しいです✨ (2022年5月2日 23時) (
レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
koro39(プロフ) - このお話ハマります..！！無理せず更新お願いします。゜(´∩ω∩｀)゜。 (2022年4月15日 20時) (レス) @page40 id: 4c8c83f715 (このIDを非表示/違反報告)
iziu(プロフ) - Luuさん» Luuさんありがとうございます😊めちゃめちゃ嬉しいですっ😂モヤモヤしますよね…書いてる私もモヤモヤしてます…。すごく嬉しいコメントをありがとうございます!!負担にならない程度に更新頑張ります!!ほんとにめちゃめちゃ嬉しいです💕 (2022年3月23日 21時) (レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
Luu - iziuさんの書く、ヤンチャなスニョンくんもかっこいいスニョンくんも大好きです！これからも負担にならない程度に更新頑張ってください！🙌🏻🤍 (2022年3月17日 17時) (レス) id: 3053d631c3 (このIDを非表示/違反報告)
Luu - このお話の 女の子を本気で好きなのか気にかけてるだけなのか分からないスニョンくんがモヤモヤして好きです~!! 最終的にはいい感じに思いが通じ合えばいいなとはやっぱり思いますが、付き合ってないのに距離感バグってるのもとてもいいです…👍🏻💕 (2022年3月17日 17時) (レス) @page40 id: 3053d631c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ijiu | 作成日時：2021年8月9日 22時
