少し、寂しくなったよ ページ7
和が、寂しいと言っていた。
家で今はゴロゴロタイム。
父は僕が幼い頃に亡くなった。
今は母が一日中働いている。
なんだよ、もう…。
A「あんな眼で、僕を見ないでよ…。離れたく、無くなるじゃん」
前世で人を信じると、ろくなことが無いと学んだ。
だから、怖い。怖いよ。
和を、いつの間にか、信用してた。
イヤだ。離れたくないよ。
また、独りになるのはイヤだ。
寂しい。寂しいよ。和。
裏切られるのが、怖くて。
だから人を信じたくないって言って。
だけど本当は信じかった。
イヤだ。イヤだよ。和…。
僕の本当の友達は和しか居ないの。
僕の近くに居て良いのは和だけなの。
A「あ、れ?」
何で、泣いてるの?
訳、分かんないよぉ…!!!
感情なんて、とうの昔に捨てたのに。
僕は、和に甘えすぎたんだ。
A「ぅわぁぁぁあぁぁぁぁ!!!!!!!!!(泣」
寂しいという感情で、心が埋めつくされて、
僕は、ただただ、泣きじゃくっているだけだった。
独りは、慣れてる筈なのに。
ズルいよ。和は______。
あれから、何時間たったのかな?
ずっと泣いてたから、眼が痛いや。
だいぶ、片づけられた部屋に、ポツンと僕は独りで座っていた。
大の家に引っ越すまで、あと3か月。
僕の中には、不安しかなかった。
お母さん、遅いな…。
何時もなら、帰って来てるのに…。
冷めたご飯を机に並べ、ずっと待っていた。
プルルルルルルプルルルルルル
A「もし、もし?」
「Aちゃんだね?」
A「え、はい。」
「落ち着いて、聞いてね。
Aちゃんのお母さんは______」
やだ。聴きたくない。
やめて。言わないで。
お願い。僕を独りにしないで。
「Aちゃんのお母さんが______今さっき、亡くなりました。」
A「っ…」
ガシャン
「大丈夫かい?!」
認めたくない現実をつきつけられ、
もう何が何だか、分かんないよ。
A「嘘だ。嘘だ!!!お母さんはっ…!!」
ー今日は早く帰って来るから、待っててねー
ー分かった。夕御飯、楽しみにしてるー
A「うぁぁあぁぁぁあああぁぁぁぁああああぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
もう、何も信じたくない______
お願いだから独りにしないでよ__→←入学式とか面倒臭いよね。
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フラン(プロフ) - さん» んじゃ見んなよ (2018年4月21日 19時) (レス) id: 0b24153201 (このIDを非表示/違反報告)
- 僕っ子とかまじうぜぇ。 (2017年1月15日 9時) (レス) id: 33d7dc2bf4 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - 続きが早くよみたいです(о´∀`о)あと、高尾をもう少し出してもらえると嬉しいです(*´∇`*)これからも頑張ってください(o^−^o) (2013年8月22日 20時) (レス) id: c3e686740b (このIDを非表示/違反報告)
みどり - とってもかんどぉーし ましたぁ( ´_ゝ`) (2013年8月22日 20時) (レス) id: c3e686740b (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 主人公のお兄ちゃんまでも亡くなってしまった時は泣きそうになりました。すごく面白かったです!!更新頑張って下さい!応援しています(≧▽≦)/ (2013年8月6日 21時) (レス) id: d8bc3f9c76 (このIDを非表示/違反報告)
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