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青峰「っ…?!ほん、とうか…?」

A「さっき…泉さんからっ…」

青峰「分かった。今日は帰ろう。」

A「大っ…。ごめっ…なさっ…」

ボロボロ、ボロボロ流れる涙。

止まらない。

止められなかった。

ギュゥ

大は、しっかり、手を握ってくれた。



青峰「赤司、悪いが今日は上がらせてくれ。」

チラッと、赤司は此方を見てから

赤司「ああ。Aもこんな状態だからね。良いよ今日と明日、一緒に居てあげろ」

と、言い手を僕の頭の上に置いた。

A「っ…」

尚も流れ続ける涙を、もっと溢れさせた。


 


 


 


 



青峰「A…」

あれから、何日たったかな?

覚えてないや。


お兄ちゃんのお葬式が終わってから、何も口にしていない。

学校にも行ってない。

ただ、抜け殻のように、ボーッと

大の帰りを待つ。

大が、帰って来てくれたら、抱き締めてくれるから。

それだけでも、ちょっとは心の支えになった。


青峰「A、今日はな?赤司達も来てくれたんだぜ?」

A「…。」

答えはしない。

ボーッと、大の言葉を聞く。

赤司「A…、久しぶりだね。」

緑間「久しぶり…なのだよ。」

桃井「A、久しぶり(ニコッ」

紫原「Aちん久しぶり〜…。お菓子、新作出たんだよ〜…?」


A「…。」

それでも、答えない。


赤司「A、今日授業でな、バスケをやったんだ。」

A「…。」

顔だけ、赤司の方へ向ける。

赤司「俺と緑間が同じチームだったんだが…」

ゆっくり、僕が聞きやすいように、赤司は喋ってくれた。

A「…ケ……ぃ……?」

青峰「え?」

A「バスケ、楽しい…?」


久しぶりに発した言葉。

大達は、凄く嬉しそうな顔をした。

赤司「嗚呼。凄く、楽しいよ?」

A「…僕も、…出来る、かな…?」

桃井「出来るよ!大ちゃんも抜かせるよ!」

青峰「また、やらねぇか?」

緑間「Aが入ったら、部がもっと楽しくなるのだよ。」

紫原「Aちん入ってくれたら俺、お菓子いっぱいもって来る〜」

A「…あつ…部活に、おか…し、持ってっちゃ…駄目。」

紫原「え〜」

赤司「Aの言う通りだ。」

A「…ん。」

ギュゥ、と大に包まれた。

宮→←ん



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フラン(プロフ) - さん» んじゃ見んなよ (2018年4月21日 19時) (レス) id: 0b24153201 (このIDを非表示/違反報告)
- 僕っ子とかまじうぜぇ。 (2017年1月15日 9時) (レス) id: 33d7dc2bf4 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - 続きが早くよみたいです(о´∀`о)あと、高尾をもう少し出してもらえると嬉しいです(*´∇`*)これからも頑張ってください(o^−^o) (2013年8月22日 20時) (レス) id: c3e686740b (このIDを非表示/違反報告)
みどり - とってもかんどぉーし ましたぁ( ´_ゝ`) (2013年8月22日 20時) (レス) id: c3e686740b (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 主人公のお兄ちゃんまでも亡くなってしまった時は泣きそうになりました。すごく面白かったです!!更新頑張って下さい!応援しています(≧▽≦)/ (2013年8月6日 21時) (レス) id: d8bc3f9c76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麗穏 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2013年6月29日 14時

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