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第二十話 切り替えて ページ21

エンテェーside

「でも、あの後アトリはどうなったんだろうな…」

「出血多量で死んだんじゃないの」

「んなっ……」

「君達が殺す気でかかってたからね。普通はあのまま死ぬよ」


ウェイの口から放たれた衝撃的な言葉が頭から離れない。

そうか、自分達は殺してしまったのか、と。

そんな空気を明るくするため、トモリが声を上げた。


「所で、次はどうするんだろ?」

「あぁ、えっとですね…!」

そういって、ぶら下がる形式のスイッチを指さす。


「あれに誰かぶらさがって、下へ行くみたいです」

「すごい楽しそうじゃん!わたし、やってくるねー!」


そういって、トモリはだーっと掛けだしていく。

ネルが気を付けて、と言う前に、もうスイッチに手をかける。

気を付けて、そう言いたかった理由は……


「あ、れれ?下が、ない…?」

「わぁぁぁぁぁぁっ!!」

「だから気を付けてっていったじゃないですかぁぁ……」


落ちちゃうんです!と言いたかった…。

そう思いながらネルは自分の翼でゆっくり下降していく。

もちろん飛ぶすべがない他三人は普通に地面に激突する。

……うわぁ痛そう……。


「いってて……トモリ、次からオレ達に許可をとってからなにかしらやってくれ……」

「えっへへー、ごめんね〜」

「その調子だと反省してなさそうだね」

「えっ!?してるよ!?」


くすくす、笑い声が雪のなかこだまする。

このじさつだけがすべての世界でも、こんなに生きられるんだよ。

そんな事を言ってきたエンテェー。

このシュビッシィーの騒動を目の前にしても、信念は揺らがない。

だから、だからせめて。その身が散る前にめいっぱい楽しめたら。

そう思いながら、ディアは口を動かした。

第二十一話 水中→←第十九話 処罰 ※ロスト注意



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みお - 終了パーティ開催だーー!(今書いている派生作品で後日談を書こうと思います!) (3月27日 21時) (レス) @page50 id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)
悪食 - わぁー!終了した…!お疲れ様でした〜! (3月27日 18時) (レス) @page50 id: 2373853ba8 (このIDを非表示/違反報告)
みお - カシス様ァァァァ( (3月27日 15時) (レス) @page47 id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)
みお - あとはネルお嬢様とカシス姉さまだけ…? (3月27日 15時) (レス) @page46 id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)
みお - 円陣はずれさん» 大泣き(汗) (3月26日 20時) (レス) id: 9b744e7a21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハイムーン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2024年3月3日 10時

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