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「しっかしあのオドオドしてた弟君が、ねえ…」


にわかには信じられないが、あのゼイユがあそこまで泣きじゃくってどっきり、なんて事は

あまり考えられない。ましてやそんな事したら弟君本人が止めるだろう。

そういう所は弟君ナチュラル強引だったからゼイユにも渡り合える…筈。

あ、今なんとなく弟君の心情察したわ。

ぐちゃぐちゃにされた挙げ句鬼様かっさらってパルデアにぴゅーって去ってった訳でしょ。

ならば多分頭が良い…と思われる弟君なら次の交換留学で選ばれる様に、

バトルやらなんやらの成績もあげなきゃならない。それで校長につれてけ言えば、

あの校長……うん、絶対許可するやん……連れてくるなよぉ……(特大フラグ)


そうして自室のドアを開ける……


「……弟君の部屋だったね、ここ。お邪魔しました〜」


…弟君がいた。しかもベットに。何故に。

一旦ドアを閉めてドアにかかっている名札をみる。

……見間違いじゃない、やっぱここ私の部屋だわ。

え……??不法侵入…??てか女子寮よく通れたな…流石ナチュラルof強引。

尊敬の域だよここまできたらさ。ね。

…深呼吸をしてからもう一度自室の寮をあける。

…見間違いじゃない、やっぱり弟君がいる。ベットにいるから寝てるのかと思ったらそうじゃないし。

疲れてる…?…ハッ…まさかゼイユみたいに泣きつかれるパターン…!?

嫌だよ!?さっきまでゼイユの面倒みてたんだから!

あと多分弟君も面倒くさいパターンだもの!!泣き上戸みたいなやつ!!

そう頭の中で百面相していると、とうとう弟君のほうから声がかかった。


「Aさん、おれけっぱったんだ。」


にっこり、というよりかはにやり、の方が正しいような笑みを浮かべて、

弟君は私の方を見た。

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ハイムーン(プロフ) - mikazukiさん» あ、有り難う御座います…!最近投稿頑張ってみます…w (3月10日 21時) (レス) id: 4fbddfe45a (このIDを非表示/違反報告)
mikazuki(プロフ) - すっげぇ好きです!むりせず投稿頑張ってください! (3月10日 21時) (レス) id: 303456bd13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハイムーン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2024年1月15日 20時

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