確信犯の誘惑 ページ14
『せんぱーいっ』
ぎゅ、と後ろから抱き締められる。
…こんなことしてくる人は一人しかいない。
「…夏角。何」
『あれぇ、バレちゃいました〜?』
ニヤニヤと笑いながら俺を見上げる1年生、夏角A。
いつからだったか、この後輩はスキンシップが多くなってきた。
嫌ではないけど、人前でもやるからやめてほしい。
「暑い、離して」
『えー、はぁ〜い』
渋々離れる夏角。なんでそんな残念そうなの。
「何か用?」
『あの、ちょっとついてきてほしい所があって〜。いいですか?』
?なんだろう。何か運ぶのかな?
「…いいけど」
『マジですか!?ありがとうございますっ!』
ついてきてください!
と、廊下を進み始めた。
俺もその後をついていく。
…変な予感がする。
·
『つきました!』
そう言う夏角が入ったのは、
「、、保健室?」
…今日、保健の先生は居なかったはず。
保健室にあるものを使うこともなかったはずだ…。
まさか、、、
気づいた時にはもう手遅れで。
目の前の後輩はベッドの上に乗り、制服のシャツを脱いでいた。
露になる下着と白い肌。
「え…ちょっと、何してるの?」
『何って、準備ですよ?』
先輩に食べられる準備。
そう発せられた言葉に、思わず固まる。
俺も高校2年生。
彼女の言う「食べられる」がどういう意味か分からない程子供じゃなかった。
「な、に言ってるの…」
『…先輩』
夏角が起きあがり、俺に近づく。
目の前に来たと思ったら、抱き締められる。
『先輩は、耐えられますか?いくら先輩でも、保健室で無防備に下着を見せる女に、理性…抑えられますか?』
その言葉で、俺の何かが切れた。
夏角を引っ張って、ベッドに押し倒す。
「…耐えられるわけないでしょ。俺だって男だよ、自分が何してるか分かってるの?」
『分かってるからやってるんですよ。』
柔らかい笑みを浮かべる夏角。
『私、好きなんです。先輩のこと。何度アピールしても効果無いので、体張ってみました』
余裕な顔で言葉を吐くA。
こんなAは初めてだ。
『…待たせた罰です。私を奪ってください。でないと私が辛いです』
覚悟を決めた顔つき。
それを見て溜め息を吐く。
「後悔しても知らないからね。」
『しませんよ。さぁ、存分に可愛がってください。』
次の日腰が痛かったのは、言うまでもない。
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歪んだ愛に幸せを。→←好きだよ?幼馴染みだし。(好き好き好き好き好きry) リクエスト
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ねじる(仮) - とりあえず今はコメントで報告します。僕自身、本当にショックで少し病みかけていました。長い間放ったらかしにしてしまい、すみませんでした。活動についてはまだ考えたいので、やはり待たせてしまいます。本当に申し訳ございませんでした。 (2019年7月31日 11時) (レス) id: 2befed96be (このIDを非表示/違反報告)
ねじる(仮) - 今リクエストを待ってくださっている方、話の更新を楽しみにしてくださっている方、本当に申し訳ありません。修理に出すとデータが消えてしまうかも、と言われました。スマホでログインし直し、もう一度活動をやり直す方法もありますが、それは只今考え中です。 (2019年7月31日 11時) (レス) id: 2befed96be (このIDを非表示/違反報告)
ねじる(仮) - お久しぶりです。作者のねじるです。突然ですが、僕が使っていたタブレットの充電が出来なくなり、話が更新出来ない状況になっています。いくつかパスワードを忘れてしまった物もあり、本当に申し訳ないです。今スマホでこの文を書いています。 (2019年7月31日 9時) (レス) id: 2befed96be (このIDを非表示/違反報告)
ねじる(プロフ) - おっ、覚えてます!!マジですか!?神だなんてそんな…!高評価ありがとうございます!! (2019年5月12日 10時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
春たけのこ - こんにちは!関連から来ました〜!覚えていてくれてますか?笑 最高でした!もう神ですか…?ってなるくらいでした笑 高評価、ポチッとな。 (2019年5月12日 9時) (レス) id: b3606a02e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねじる | 作成日時:2019年3月11日 19時