ハイキュー病院の日常 【ハイキュー】

34話 ページ41

春｢産後うつとマタニティーブルーは似てるようで全く違います。マタニティーブルーは赤ちゃんが生まれてきてくれて嬉しいもののそれ以上に育児へのプレッシャーや不安を強く感じること。

産後うつとは気分が沈み続けることを指します。2週間以上、気分が沈み続ける場合は産後うつの可能性があります。それでは国見先生、これらの症状はどんなものがありますか？｣


国｢眠れなかったり、自分が悪いと感じてしまったり、涙が出てきたり、死 にたいと思ったりまぁ、色々。｣


春｢そうですね、他には物事に上手く対処できなくなったり、怒りやすくなったり、無気力になったりと原因はさまざまです。｣


国｢俺、無気力。｣


春｢いやいや、あなたは男でしょ。妊娠と無気力は関係ないです。｣


国｢お、初めて突っ込まれた。｣


春｢産後うつとマタニティーブルーなど対策としてエジンバラや育児相談を定期的に行ってるそうです。

それでは次は死戦期帝王切開についてです。

井闥山レディースクリニックでは、今年に入り12件あったのそうです。｣


葉｢はぁ！？12件！？｣


清｢多いわね。｣


二｢あの、死戦期帝王切開ってなんすか？｣


春｢はい、では及川先生教えてください。｣


及｢えー及川さんに聞いちゃうの〜！？どうしようかな〜｣


春｢あ、ならいいです。私が説明します。｣


及｢ちょ、嘘だから！母体心肺停止時に救命を目的として大動静脈の圧迫を解除するために施行する手術のことだよ〜☆

基本的に母体を優先させるから胎児の生存は問わないよ〜まぁ、及川さんならどっちも助けるけどね〜｣


岩｢うざっ！｣


及｢ちょっと岩ちゃん！？｣


雪｢説明よかったのに、最後のいらない。｣


雀｢ごもっとも。｣


及｢ちょ、ひどいな！｣


春｢及川先生説明ありがとうございます。死戦期帝王切開は3万人に1人の確率でなると言われ、帝王切開時間も4分ルールって言われています。

それでは最後に18トリソミーの話をしたいと思います。｣

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