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◼初恋カウントダウン-宮侑 ページ29

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バリボーでデカデカと書かれた
『高校ナンバーワンセッター』の文字。



金髪、ツーブロックで整った顔。
稲荷崎、高校……。

結構な強豪校の名前。




この時から私の初恋へのカウントダウンは動き出す。





_________



______





そんなこんなで色々あって私は友達の沙耶と春高バレーを見に来ている……んだが。
東京体育館広い!!広すぎて迷子!!ここどこですか!!



ウロウロ、キョロキョロと友達を探すけど
でかい人だらけ。

まさに巨人の群れが行き交っている。



「どこー……沙耶ー……電話出てー……」



さっきから友達に電話するも、なんとかさんを見に行くとか言ったっきり繋がらない。

耳にスマホを当てながら周りを見渡して歩く。




すると前を見ていなかったので
向かい側から歩いてきた人と正面衝突してしまった。



人混みの中で尻もちをつく、私。
人生最大に恥ずかしい。


目の前には巨人……



「すまん、前見てへんかった!大丈夫かー?」



そう言って私に手を差し伸べてくれた
金髪、ツーブロ、整った顔、隣に似た顔の人。






「高校……ナンバーワンセッター…………


の人……」





「ファン?」

「しらん」






そう、宮侑だった。隣に宮治。



実物で見るとかっこよさが増して見えて
ファンがつくのも当たり前だなって
思ってしまうくらい。



緊張しまくりながらも差し伸べていただいた手を
とって立ち上がる。



とてつもない身長差。
あぁ、怖い、怖すぎる。




「あ、あ、あ、の、ご、ごめんなさっ……あの前、前見てなくて……ご、


ごめんなさい!!!」



そう言って私は体を頭を地につくかくらいに真っ二つにおって頭を下げ、そのまま逃走した。





「俺、怖がられたんか?」

「お前 胡散臭い顔しとるしな」

「うっさいわ」




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レイナ(プロフ) - サランさん» ありがとうございます!!気長に待ち続けます!! (2017年9月18日 22時) (レス) id: a9b80007cf (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - せきながさん» リクエスト有難うございました!嫉妬系を書くと、病みに走ってしまうので、笑い要素を入れさせて貰いました笑有難うございます、これからもご満足頂けるよう、精一杯努力させて頂きます! (2017年9月18日 22時) (レス) id: 35f8c5cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - レイナさん» リクエスト承りました!多少時間は掛かりますが、気長にお待ち頂ければ幸いです! (2017年9月18日 21時) (レス) id: 35f8c5cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
せきなが(プロフ) - 瀬見のやつ最後笑いましたwwww更新頑張ってくださーい!! (2017年9月18日 21時) (レス) id: 39fefa6cf2 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - リクエスト失礼いたします!岩泉さんの告白お願いします! (2017年9月18日 5時) (レス) id: a9b80007cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者ホームページ:http://uranai.  作成日時:2017年8月27日 21時

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