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確かにコミュ障ではあるが、いつもこんなにも
心臓はバグバクと鳴らない。
手を貸してもらった瞬間、警報音のように
ここから離れろ、とでも言うように
うるさく音を立てる心臓。
その感覚が気持ち悪くて、緊張して走って逃げた。
この感情を私は知らない。
「あー！！！いたー！！！」
ベンチで休んでいると沙耶の声。
「もー……どこ行ってたの……」
「ごめんごめんー」
「誰見に行ってたんだっけ」
「稲荷崎の、北さん！！」
「稲荷崎…………あ、」
「え！？なんでAショートしてんの！？
あ、もしや……なんかあった？」
「い、いやべつに……特に何もないけど」
怪しいぞー！と小突いてくる沙耶。
「あの、宮……くん？とぶつかってしまいまして……なんかその後、いたたまれない気持ちになり、逃走しました。」
「え、宮くんと話したの！？」
「え、話したというか、私が一方的にオドオドして頭下げて逃げた。」
「んで？」
「なんか、心臓が走ってないのにバクバクした」
目を見開いてすこし驚いた沙耶はニタリと笑う。
「それはね、恋だよ」
「……コイ？」
「恋」
「コイ……オイシイ？」
「あんた大丈夫？」
「コイ……ナニ」
「恋……えー……なんか緊張したり、その人がまた見たくなったり？」
「コイ……」
私が宮侑に恋……、いやいやいや、でもさっきちょっとあっただけだし、接点ないし。
「もしやもしやの一目惚れ？」
「いやいやいや、」
ないない、とペットボトルの水を飲む。
熱が集まっている顔に当てるとひんやり気持ちいい。
パタパタと顔を仰いで顔の熱を覚ましていると……
「あ、おった」
「……え」
ミヤアツム、再び。
沙耶……なんでそんな嬉しそうなの……。
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レイナ(プロフ) - サランさん» ありがとうございます！！気長に待ち続けます!! (2017年9月18日 22時) (
レス) id: a9b80007cf (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - せきながさん» リクエスト有難うございました！嫉妬系を書くと、病みに走ってしまうので、笑い要素を入れさせて貰いました笑有難うございます、これからもご満足頂けるよう、精一杯努力させて頂きます！ (2017年9月18日 22時) (レス) id: 35f8c5cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - レイナさん» リクエスト承りました！多少時間は掛かりますが、気長にお待ち頂ければ幸いです！ (2017年9月18日 21時) (レス) id: 35f8c5cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
せきなが(プロフ) - 瀬見のやつ最後笑いましたwwww更新頑張ってくださーい！！ (2017年9月18日 21時) (レス) id: 39fefa6cf2 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - リクエスト失礼いたします!岩泉さんの告白お願いします！ (2017年9月18日 5時) (レス) id: a9b80007cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者ホームページ：http://uranai. 作成日時：2017年8月27日 21時
