赤葦京治×プロポーズ ページ12
年齢操作&同棲設定注意。
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私と京治の高校生活が幕を閉じた数年後。
同じ大学に進んだ私たちは、アパートでのルームシェア――
付き合ってるから同棲か？――生活を送っていた。
｢京治、豆腐買えた？｣
赤葦｢なんとかね｣
ほら、と掲げたビニール袋には、
確かに今日のタイムセールの戦利品が入っていた。
｢わー、良かった...おばちゃん相手だったら京治は有利だね、やっぱ｣
赤葦｢...どういう意味？｣
｢だって京治イケメンじゃん｣
顔で対応って変わるからねえ。
私は今日の夕飯(すき焼き)の材料が入った袋を抱えて、京治の隣に並んだ。
買い物をしばらくしていなかった事もあって、持てはするけど結構な重さ。
赤葦｢...貸して｣
｢あっ｣
ヒョイ、と袋が取り上げられて、手にかかる重みは消えていた。😱
｢あ、ありがと...そっちの豆腐持つよ｣
赤葦｢いや、いいよ。たまには甘えて？｣
｢んなこと言われてもさぁ〜...｣
京治一人に荷物を持たせるのは、いくら何でも申し訳ない。
近かった右手の袋に手を伸ばしたが、左手側に素早くまとめられてしまった。
む、と頬を膨らますと、それを見て彼は微笑んだ。
｢...でもさ｣
赤葦｢なに？｣
｢そんな重いの片手で持っちゃうんだもん...
やっぱり"男"って感じするね、京治は｣
はは、と呆れたように京治は笑う。
赤葦｢俺はもともと男だって｣
｢分かってるよ、そんなのー！｣
私も笑った。
しばらく歩くと、京治が立ち止まった。
｢どしたの？...やっぱり重かったんだ｣
赤葦｢...んー、どうやらそうみたいだ｣
｢なーんだ。ほら、貸して｣
赤葦｢.....Aに持ってもらうのは、コッチ｣
｢え？｣
そう言って、京治はコートの内ポケットに右手を入れる。
そこから出した何かを、戸惑う私の手のひらに乗せた。
――白い、立方体の箱。
おそるおそる私が蓋を開けると、中にあったのは小さな指輪。
それは五ヶ月前、私が店で見つめていたものだった。
京治がその手を握る。
目に、暖かい液体が溢れてきた。
赤葦｢――これ、ちゃんと持っていられる？｣
｢...は、い....!!｣
その日のすき焼きは、今まで食べたどんなものより美味しかった。
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きゃぱしち(プロフ) - りぃふ＠キャー、オイカワサーンさん» こちらこそよろしくお願いします！体、お大事に(*^_^*) (2015年4月10日 19時) (
レス) id: dab4615d7f (このIDを非表示/違反報告)
りぃふ＠キャー、オイカワサーン(プロフ) - きゃぱしちさん» 本当ですか…!!うわわわわ、ありがとうございます！忙しくはないんですが、私も返信とかできないと思うので大丈夫ですよ＾＾今日はたまたま体調不良だったので((照 もう治りましたけどねｗｗではでは!!これからもよろしくお願いします(°∀°) (2015年4月10日 16時) (レス) id: 1a948ab40c (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - りぃふ＠キャー、オイカワサーンさん» ありがとうございます！私もまだマイページとか作りたてで仕組み?がよく分かってないのですが、友達になってくださるのなら大歓迎です！忙しくてあまりボードなどへの返信はできませんが...(´・ω・`) (2015年4月10日 15時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
りぃふ＠キャー、オイカワサーン(プロフ) - きゃぱしちさん» お久しぶりです!!えーとですね…マイページを作ったので、『お気に入り作者』に入れさせてもらいました(*´∀｀)ノあの…もし良かったら、私と友達にはなってくれ…ませんよね!!知ってました、すみません!!(( (2015年4月10日 15時) (レス) id: 1a948ab40c (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - りぃふさん» ありがとうございます、頑張ります！ (2015年3月30日 16時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃぱしち | 作成日時：2015年3月11日 18時
