私の好物 ４２ ページ43
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及川さんに押し倒された。意味が分からない。
なんで、どうしてこんなことをするのか。
「あきら、助けて＿＿＿＿」
歪む視界の中でハッキリと出てきたのはこの言葉で。
どんなに強く押し返しても及川さんはどけれない。
「Aちゃん、俺の言ってる意味分かる？」
「分かんなっ……も…離、して…」
「嫌だよ。せっかく捕まえたのに」
「痛っ…逃げないから、逃げないから離してください…ッ」
私の手を握る力を一瞬弱めた。
ゆっくり起き上がった時、視界が一変する。
「A…なにしてんの…？」
「あ、きら…っ」
いつの間にか岩泉さんをはじめとする青城の人たちが入り口にいた。
英は私を後ろから抱きしめてる。
「てんめぇクソ川ァァ！！
他所のマネになにしてんだよ今すぐ土下座しろォォ！！！」
「ぎゃっ、岩ちゃん！？いつから！？」
「ついさっきだよ！なにあったかしらねぇけどこんなとこでなにしてんだ！！宮瀬泣いてんじゃねーかよ！！」
まだ泣いてないよ？うん、泣いてないよ？？？
「及川さんになにかされたの？ん？ほら言ってみ？」
「顔怖い」
「怒らないから。ね？」
「いやだから顔」
英はずっと及川さんを睨んで睨んで睨んでた。
及川さんは「Aちゃんごめん！なんか、その、狼？」とか意味のわからないことばっかり言って頭を床につける。
別に怒ってはないしいいんだけれども。
「ちょーっと待ってください及川さん。コレ。なんですか？」
英はぐいっと私の顔を掴んだ。なにしてんだお前。
「この首筋の跡。まさか及川さんがつけたとでも言いたいんですかえぇ？」
「ひぃっ！すみません！！！」
「なー松ー。宮瀬ちゃんと国見って付き合ってんの？」
「そうなんだろーなー。国見があんなに敵意むき出しとか」
松川さんがそういえば一瞬の沈黙後、及川さんと金田一くんが大きな声で叫んだ。
「そ、そうだったの！？え！？2人また付き合うことになったの！？」
「またって！？おい国見、は！？」
「金田一なに言ってるか分かんないんだけど。及川さん後でゆっくりお話しましょうね」
英は浴衣の袖で私の首筋をゴシゴシと拭いたらぐいっと立ち上がった。
「じゃ、俺ら部屋戻るんで。…あぁ、及川さん。五分後に休憩所へ」
【悲報】及川さん死刑の宣告。
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あ - あの、ウィンドスパイカーではなくウイングスパイカーです。 (2018年8月15日 18時) (
レス) id: cf405614dd (このIDを非表示/違反報告)
でびるどーる - 審神者代理さん» そそっ、そうなんですね！！分かりませんけど多分方便が出ました！すぐ修正します！ご指摘ありがとうございます (2017年8月28日 17時) (レス) id: 7884ca680f (このIDを非表示/違反報告)
審神者代理 - 37の夢主ちゃんの台詞「私かって」は「私だって」じゃないですかね…？すみません勝手にﾂｯｺﾐいれて (2017年8月28日 14時) (レス) id: d1c49bf55e (このIDを非表示/違反報告)
でびるどーる - mobucoさん» じゃんじゃん絡ませて行くつもりです！mobuco様には申し訳御座いませんが、先日多数決で投票が1番多かったキャラに決定しました。また番外編で選ばれなかったキャラも書くつもりなので、そちらでよろしくお願いします。 (2017年8月16日 21時) (レス) id: 7884ca680f (このIDを非表示/違反報告)
mobuco - あんまり絡みないですが、研磨オチがいいです。 (2017年8月15日 10時) (レス) id: 836369bb68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でびるどーる x他1人 | 作成日時：2017年8月8日 11時
