episode24 ページ24
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翌朝ハリーに何やら大きな荷物がフクロウ便で届いた。
フクロウ便にしては早いな。この時間に送れるのはホグワーツにいる人だけだろう。
ハリー達が荷物を開けるところを覗き込だニッケルになんだったと聞くと驚いた顔して答えてくれた。
「あれはNimbus2000だよ！誰がハリーに贈ったんだろ」
「きっとミネルバ先生だよ。今日はハリーのクィディッチの初試合さ。」
俺がそう言うとちぇと言ってニッケルはまた席に着いた。
ハリーに荷物を届けたフクロウがミネルバ先生の元に戻っていくを見たからあってるだろう。
「俺も新型の箒欲しいや」
「君にNimbusは似合わないよ。普通の箒でさえ飛べやしないのに。箒なんて所詮どれも一緒だよ」
俺がそう言うとニッケルは何も言い返せないのか不服そうに頬を膨らました。
＿＿＿ハリー達のクィディッチの試合を見るべくしてルトを抱き抱えてクィディッチの観客席に座った。
「カタカナ推奨！来てたんだね」
「勿論。今日はスリザリンじゃなくてハリーを応援しに来たんだけどね」
ニッケルにそう声をかけられ隣の席を開けた。
「どんな試合になると思う？」
「きっとハリーがスニッチをとってグリフィンドールが勝つだろうね」
ゲーム序盤、グリフィンドールがどんどん点数を重ねていく。
スリザリンがどんどん点数を取られていく、スタートダッシュが悪すぎる。
そう思っているとスリザリンも同点に追いついた。
加えて先程まで動きのなかったシーカーのハリーが動き出した。つまりスニッチを見つけたんだ。
そう思ってルトを撫でながら目で追うと急にハリーの箒が変な動きを始めた。
違和感を覚え周りを見るとクィレル先生が何やら瞬きすらも忘れているような勢いでハリーの箒を見つめる。
俺がクィレル先生にシレンシオと唱えるとセブルス先生の服に火がついていた。
クィレル先生を黙らせたことに効果があったのかハリーは何とか持ち直してスニッチを追いかけ直した。
スニッチを目前としハリーが箒から転げ落ちてしまった。大丈夫か、俺は思わず眉間に皺を寄せる。
何やら気持ち悪そうにしていると思ったらハリーの口からスニッチがでてきた。
あんなに勢いよく口に入ったのによく飲み込まなかったな。
そしてグリフィンドールの勝利が告げられた。
クィディッチの試合を見ると少しだけやってみたくなる。シーカーもいいが俺はチェイサーが気になった。
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