episode19 ページ19
・
「どういうことなんですか！説明なさい」
あのーと言い訳を考えるロンとハリーにハーマイオニーが私のせいなんですと言い出した。
「いえ違います。僕のせいです。トロールなんて何も怖くないと思い探しに来たのを3人は止めに来ただけです。実際に廊下にいたトロールと、このトロールは僕が倒しました。」
ハーマイオニーが2人を庇おうと続きを言うのを彼女の口に手を置いて辞めさせた。
「倒せるにしても助けに来たのだとしてもとても愚かな行いでした。もっとよく考えて行動してもらいたいものです。」
そんなミネルバ先生の説教を聞き流しているとふとセブルス先生の怪我した足が目に入った。
俺とハリーに見られたのに気づくとバッとローブで隠してしまった。
「Mrカタカナ推奨あなたには失望しました。スリザリンは5点減点です。判断力に欠けています」
ハーマイオニーは私のせいなのにと眉間に皺を寄せていた。
「あなたたち3人も無事だったのは運が良かったからです1年生で野生のトロールを相手にして生きて戻れるものはそう居ないでしょう。よって5点ずつ3人に与えることにします。」
俺のせいでスリザリンの得点が減ってみんなに悪いなと思いながら先生の話を聞いていると。
「Mrカタカナ推奨あなたは2匹のトロールを失神させましたよってスリザリンに10点与えます。その腕前と勇敢さに対してです」
ハーマイオニーはその得点を聞いて少しばかり嬉しそうに微笑んだ。
クィレル先生に俺たちは寮に戻るよう促された。
彼の後ろ姿に睨みをきかせて俺はその場を後にした。
俺はそそくさと立ち去ろうとするセブルス先生の後ろ姿を捕まえた。
「先生足どうしたんですか」
「どうもしない」
痛いとこをつかれたような素振りを見せる先生に疑問が湧く。
「その怪我トロールではないでしょう。先生レベルがなぜ怪我をするのか、動物相手でヘマをする先生じゃないでしょう？」
先生はこれ以上先は追求されたくないのか寮に戻りなさい。その一言だけ言って去ってしまった。
クィレル先生にセブルス先生明らかにおかしい。
トロールはクィレル先生のハロウィンのイタズラそう思いたかった。
それ以外の理由なんて嫌な予感しかしないからだ。
そういえばロンの頭にタヌキの耳が生えてて終始笑いそうだったな。
ハリーは薬がかかってなかったぽいけど。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
