episode18 ページ18
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しかしその騒ぎはダンブルドア先生の静まれと言った一言で収まった。
監督生はみんなと寮に戻るよう命じられ俺もスリザリンの列に混じる。
そもそもなんでパーティーをしてるのにクィレル先生は地下室なんていたんだ。
誰もが必ずここにいるはずだったのに。
それにトロールの知能じゃ城内に入ることは難しい。
俺はクィレル先生に疑いの目を向けた。
そういえば先程のいたずらでハリーたちの様子を見た時ハーマイオニーが居なかった。
そんなときグリフィンドールの方からハリー達が抜けていくのを見た。
もしかしたら2人はハーマイオニーの居場所を知っているのか？俺は咄嗟にスリザリンの列から外れ二人を追った。
そして二人を追いかけていたら、目の前にトロールが現れた。
無我夢中で二人を追っていたので近くにいたトロールに気がつかなかったのだ。
「やっべ気づかなかった」
俺はそう言って棍棒を振り上げたトロールにインカーセラスを唱えた。
そして俺はトロールにステューピファイを唱える。
するとトロールはそのまま後ろに倒れてしまった。
急いでハリー達を追うと女子トイレの方へ入っていった。
女子トイレなんてハーマイオニーがいるに違いない。きっとロンのことでまた泣いていたのだろう。
中に入るとトロールに逆さに掴まれているハリーと慌てた様子のロン。
「ステューピファイ！」
俺がそう唱えるとトロールはそのまま後ろに吹っ飛んで倒れた。
俺の声に反応して3人が1斉にこっちを向く。
「ハリー、ハーマイオニー、ロン無事か？」
「君は、、、」
「どうしてここが？」
「君たちが列から抜けていくのを見たんだ。」
俺の名前を呼びながら俺に勢いよく抱きついてくるハーマイオニーに2人は驚いた様子だった。
なんかちょっと気まずいし恥ずかしい。
俺の元によってくる3人のローブにスコージファイをしてハリーの杖と3人のローブを綺麗にした。
ハリーの杖はトロールの鼻に刺さってて汚かったからね。
「初めましてだねカタカナ推奨・スキャマンダーだよ」
「知ってる。僕ハリー・ポッターよろしく」
「そう。君はロンだよね。」
「さっき兄貴たちと薬をばらまいてた」
え？と声を漏らすハーマイオニーを置いて俺はハリー達と握手した。
「これ死んだの？」
「違うよ。失神呪文さ時間が経てば目が覚める」
そんなところにミネルバ先生達が到着した。
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