ハーマイオニー･グレンジャー ページ42
「私ハーマイオニー・グレンジャーよ
貴方達に会えて本当に光栄だわ」
ブンブンと手を掴まれ上下に振られる。
Aは状況についていけず固まっていた。
パッと離された手
「私貴方達の事全部知ってるわ
本で読んだもの」
「僕たちが？」
ハリーが驚きの声を上げる。
『私達が本に？』
Aもたまらず声を上げた。
「まあ、知らなかったの？
私が貴方達だったら出来るだけ全部調べるけど。
３人共どの寮に入るか分かってる？
私色んな人に聞いて調べたけど、グリフィンドールに入りたいわ。
絶対一番良いみたい。ダンブルドアもそこ出身って聞いたわ。
でもレイブンクローも悪くないかもね･･･
とにかく。もう行くわ。
ネビルのヒキガエルを探さなきゃ
３人共着替えた方が良いわ。もうすぐ着くはずだから」
話したい事だけ話すと、ハーマイオニーは出て行った。
『･･･』
呆然と目をパチクリさせているA
ハリーは苦笑いをして、床に落ちてるAの本を持ち上げ埃を払った。
「大丈夫？」
ロンが不思議そうに聞く。
『大丈夫
ありがとう』
ロンにニコッと笑いかける、ロンもその様子に安心して目を細める。
「はい」
ハリーが二人の間に本を差し込む事で、二人の視界が遮られた。
『ありがと』
ハリーの頭をヨシヨシと撫でて本を開いた。
「A着替えておいでよ」
ハリーが本を開いた時に声をかける。
「もう着くみたいだし」
ロンが続いて口を開く。
『･･･』
数秒窓の外を見てから
『そうだね』
本を座席に置いて、コンパートメントから出て行った。
歩いて行くと、小さな個室が見つかる。
女子用の着替えやトイレの部屋だと説明書が壁に貼っていた。
そこに入り、扉を閉める。
「あら？」
目の前にはあの女の子がいた。
『さっきのお嬢さん
･･ハーマイオニーさんですね』
「ハーマイオニーで良いわ
水はここにしかないから来てみたけどいなかったわ」
ガクッと肩を下ろして言う彼女
ドアノブに手をかけたハーマイオニーにAは声をかけた。
『一緒に話しませんか？
休憩もかねて
ね？』
笑顔を浮かべると、ハーマイオニーが少し顔を赤らめそうねっと言って部屋の端にある小さな丸椅子に座った。
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ROI - 間違えてますかね(..;)間違えてたらすみません。私映画ではなく本を頼りに話を進めております。映画と少し内容が違う所があるかと… (2018年3月30日 2時) (
レス) id: 28f134f02b (このIDを非表示/違反報告)
庵 - リリーはペチュの姉だったはずやない？ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
クーロ - 名前変えました。また更新始めようと思います！！皆さんのコメントが私の力になってます(^O^) (2016年10月31日 17時) (レス) id: 4eaf9b6dd8 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 面白かったです。続きなるべく早めにお願いします。 (2016年10月30日 19時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 早く更新してください。楽しみで仕方ない。 (2016年10月26日 16時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ROI | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2016年6月4日 22時
