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漏れ鍋 ページ24

駅の放送が流れる

これが流れた時だけ駅を確認してる私はロンドンについた事もすぐに分かった
本を閉じ2人に視線を送る

2人は慌てて席から立った


「こんなのが全部ロンドンで買えるの?」
ハリーの声が横から聞こえる

手に持ってる紙を覗き込むと、見た事のない物が書かれていた

「どこで買うか知ってればな」
前を行くハグリッドが答える

それでも不安そうなハリーの頭を撫でてニコッと笑った


ハグリッドは行先だけは知っているようだったが、そこへ向かう途中の行動は普通の人とはかけ離れたものだった。

改札口につっかえ、席が狭いの、電車がのろいのと大声で文句を言う。

Aに至ってはそれを全てフル無視して、僕の事にだけは反応してくれる

「マグルの連中は魔法なしでよくやっていけるもんだ」
故障して動かないエスカレーターを登りながら何度目かの文句を言った。

外に出ると、そこは店が建ち並ぶ賑やかな通りだった。


町に出るといくつもの店を素通りしていく。

Aも疲れてきたらしく、眉間に皺が寄っていた
しかしながら息切れは一切せず、ハリーの手を掴み前を歩くほど体力はあるようだ

「ここだ」
ハグリッドは立ち止った

「漏れ鍋有名なところだ」
そこは周りの店とは随分と違うちっぽけな薄汚れたバブだった

さっさと中に入って行ってしまうハグリッド
2人はそれを追いかけて店内に入った


有名な所にしては暗くて、みすぼらしい。それが第一に2人の感想だろう。

Aは一瞬で静かになった店内、ハグリッドに手を振る人々

話が長くなりそうとの予想を立て、本を開いた

「なんと。こちらが…いやこのお方たちが‥」
バーテンはハリーとAをジッと見た

ハリーはその男の目を見るが、Aは本に目を落としている

漏れ鍋は急に水を撃ったように静かになった

クィレル教授→←女の子



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ROI - 間違えてますかね(..;)間違えてたらすみません。私映画ではなく本を頼りに話を進めております。映画と少し内容が違う所があるかと… (2018年3月30日 2時) (レス) id: 28f134f02b (このIDを非表示/違反報告)
- リリーはペチュの姉だったはずやない? (2018年2月6日 0時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
クーロ - 名前変えました。また更新始めようと思います!!皆さんのコメントが私の力になってます(^O^) (2016年10月31日 17時) (レス) id: 4eaf9b6dd8 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 面白かったです。続きなるべく早めにお願いします。 (2016年10月30日 19時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 早く更新してください。楽しみで仕方ない。 (2016年10月26日 16時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ROI | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/  
作成日時:2016年6月4日 22時

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