可愛い 16 個目 ページ17
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近藤「Aちゃん!!」
土方「Aさん…!」
近藤さんは、トシの肩を支えながらこちらに走ってきた。
A『…あぁ』
近藤「大丈夫か?ケガは?」
A『…私より先に、沖田を見てやってくれないか?』
土方「総悟?…どこだ?」
A『行ってくる』(ダッ…)
私は走って、そこから姿を消した。
近藤「…Aちゃん…」
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総悟「…ゲホッ…」
A『大丈夫か?沖田、万事屋』
私が駆けつけた時には、阿伏兎はもう姿を消していた。
かわりに、ボロボロになって倒れている沖田と万事屋の姿が目に入ったのだ。
銀時「悪ィ…」
A『…私の方こそ…巻き込んで悪かった…』
罪悪感に包まれて、涙が出そうになる。
A『すぐ治すから…すぐ…』
総悟「…落ち着いてくだせェ」
近藤「あ!いた!」
土方「A!」
近藤さんとトシは車に乗って、こちらに向かった。
土方「…万事屋?」
A『事情は後だ、この2人を急いで手当てする。近藤さん、屯所に戻っていただけますか?』
近藤「わかった!」
私達が乗り込むと、近藤さんは車を出した。
土方「Aさん」
A『なんだ?』
土方「…さっきの野郎と、どういう関係なんだ」
A『…それも含めて、後で話す』
トシは、複雑な表情を浮かべていた。
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銀時「い''っ!!ちょ、Aちゃん!?もーちょっと丁寧にッ…!」
A『あぁ、悪い悪い』
総悟「Aさーん、こっちもお願いしまさァ。」
A『あぁ…ちょっと待て』
土方「引っ張りだこだな」
A『バカ、起きてんじゃねぇよ。まだ寝てろ。』
私の部屋にて、布団には左からトシ、沖田、万事屋という並びで身体を休めていた。
A『…これでよし。万事屋、身体寝かせていいぞ』
銀時「あー、疲れた…」
A『待たせた、沖田。』
沖田の方に体を向け、消毒を始めた。
総悟「ってェ…」
A『悪い…我慢してくれ…。』
土方「…始末書…」
A『仕事は忘れて、寝ろ。』
私の威圧に押されたか、トシは渋々目を瞑った。
総悟「…Aさん」
A『なんだ?』
総悟「…ハグしても、いいですかィ?」
A『…は?』
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岡P(プロフ) - お話しとても面白いですね。この先どうなるのか楽しみです。更新心待ちにしています。頑張って下さいね。 (2020年12月17日 1時) (携帯から) (レス) id: 8256504f4a (このIDを非表示/違反報告)
レッドクランチ - とっても面白いです!! (2019年11月4日 22時) (レス) id: 62b41d8f92 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 憐さん» コメありがとうございます!全くでさァ←… 燐様はわかってるねェ…ククッ(高杉風?) (2019年10月26日 6時) (レス) id: c5442b8ee9 (このIDを非表示/違反報告)
憐 - 懐に瓶をしまう………あぁ、タバスコか……タバスコは甘党の天敵ですぜィ←(沖田風) (2019年10月24日 17時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 紀羅さん» コメありがとうございます!あ、あれですよ、控えめな辛さがお好みなのですよ((( (2019年6月18日 6時) (レス) id: c26738024d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ramu24 | 作成日時:2019年3月16日 18時