【銀魂】俺の婚約者が可愛すぎる。【沖田総悟】

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銀時「夜兎って、お前…」

A『…話は聞こう。ただ…理由次第でお前を叩っ斬る』

阿伏兎「おうおう、怖いねェ。」


…阿伏兎は、事情を話し始めた。









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A『結婚？』

阿伏兎「あァ…」


それは、私がまだ団にいた時の話。


A『誰とだ？』

神威「決まってるじゃん。俺とだヨ。」

A『は？』


当時、私と神威は付き合っていた。


A『結婚なァ…第一神威、お前16だろ。結婚は無理じゃねーか？』

神威「そうなの？」

A『あァ。』

神威「じゃあ何歳になったら結婚できるの？」

阿伏兎「18になったらじゃねーかねェ…」

神威「フーン。じゃ、俺が18歳になったら、Aを迎えに行くヨ」(ニコッ)

A『本当か？』


嬉しかった。


私も、神威が好きだったから。



…でも。



神威「別れよっか」



A『…は？』


意味がわからない。


神威「事情が変わっちゃってさ。もともと、Aみたいな弱い奴に用はなかったし」

A『…はは…そう、かよ』


なんだ。


最初から、神威にとって私は要らなかったのか。


そう思ったら、全部どうでもよくなった。








その後、私は幼馴染がいる真選組に入った。


1人の大事な人を守るために、1つのことに集中するために。


…なのに…！



A『ヨリを戻そう、だと？』

阿伏兎「あぁ。こっちもこっちで、ちょっと事情ができちまってね。」

A『…ふざ、けんな…斬る』


怒りに任せて、阿伏兎に斬りかかったとき。


銀時「A」

A『！！』


万事屋が言った。


銀時「その怒りは…」



阿伏兎「…！」



銀時「元彼殴るためにでもとっとけ」






ド






ゴッ






A『〜〜ッ！








沖田…！！』







総悟「すいやせんねィ、A…待たせちまって」

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