俺のプリン ページ7
有岡side
「…ない」
涼「何が?」
「俺の…なめらかプリン…」
涼「あぁ、あれ大ちゃんのやつなの?賞味期限今日だったから食べたー」
ソファーに座ってた山田が当たり前のように話す。
「た、た、食べた!?」
俺の生きがいなのに…なめらかプリン。
山田酷いよ…
「山田のバカバカッ」
涼「ごめんって…」
「俺のやつっ、」
涼「また買ってくるからさ?」
「あれは特別なの!光が買ってくれたんだから!」
そういった瞬間、山田の表情が少し変わった。
ちょっと、怒った感じ?
涼「そーなんだ」
「ん…?」
涼「光くんに買ってもらったのは特別なのに、俺のは別にどーでもいいってこと?」
「え?…そうじゃなくて…」
涼「つまり、光くんが特別なんでしょ?」
俺が言いたかったのは、そうじゃないのに…
光くんってケチだからさ?なかなか買ってくれないのよ。
でも、この前…家の片づけ手伝ったら買ってくれたから。
特別なの。珍しいの。
「そうじゃ…ない、よっ」
涼「じゃあ、なに?」
「もう…いい。山田のばか」
涼「とか言って。逃げる気でしょ。」
「離してよ…」
涼「やーだねっ」
そう山田が言った瞬間、腕の中にスポっと入れられた。
「うぅ…」
涼「知ってるよ、全部」
「え?」
涼「怒ってもないし。食べてもない」
「え??」
涼「ちょっといじわるしてみた(笑)」
「なんなんだよ〜…」
涼「でも…」
ドサッ__
ソファーに優しく押し倒された。
涼「光くんが特別っていうのは…ちょっと傷付いたかも。」
「それは…っ、んっ//」
俺の言葉を遮るように、どんどん深くなっていくキス。
「んっ、はぅっ…ゃ、まっ…んんっ…//」
俺の特別は山田だけだよ?
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←5
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白雪(プロフ) - 読んでいただけてうれしいです!やまあり大好きなんです(笑) (2016年10月12日 12時) (レス) id: 55bc43f853 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。大ちゃん可愛い~ヤバい~ (2016年10月1日 7時) (レス) id: b8ee62cad5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白雪 | 作成日時:2016年10月1日 6時