人は髪型が100%ーハイキュー！！短編集ー

組の若様みたいなイカツイ頭な大エース様の0% ページ24

牛島 若利：白亜様リク





「みて！若様よ！今日も凛々しい！」


「ちょっと怖いけど…そこがいいわよね！」




っと、クラスの女子が話していたのは



隣のクラスの有名人



牛島若利

通称






『若(様)』





噂によると、お父さんは頭らしい












しかし、今




私の隣にいるのは











牛島「ん？どうした？」




怪我をしたらしく、保健当番の私に「手当てをしてくれ」と頼んできて、刺青など全くない太くたくましい腕を差し出してきている



牛島若利だ





貴方「えっ、これはどーしたのかな？」




なんでこんなに青くなってるの




牛島「さっき、天童が騒いでいて

後ろを通ったら、ぶつかった」



貴方「後ろ通ったのかよ」


牛島「天童が怪我をしてなくて良かった」



真顔で言ってるよ



面白い奴だな





貴方「その、天童って奴に1発食らわせれば良かったのに」







私だったら倍返しをする






なぜが牛島は不思議そうな顔をして






牛島「なんでそんな事をするんだ？」




っと言ってきた










貴方「ブッ！！ぶははは！！」



私が笑うと更に顔をしかめた










貴方「だって、悪いのは天童でしょ？遊んでたもん」



牛島「例えそうでも、避けれなかった俺も悪いだろう？」





いい子かっ！





貴方「牛島は優しいんだね」


牛島「そうか？」


貴方「顔が怖いから勘違いしてた」


牛島「よく言われる」





手当てが終わり、片付けをするために立ち上がると















牛島「俺は、和久井の方が優しいと思う」



貴方「え？」




私を褒め出した





貴方「なっ、何言ってんの／／」



いきなりなので照れる











牛島「俺のこと、怖いと少し思っていたのに





逃げずに手当てをしてくれたからな」







貴方「そ、それは保健委員だから」


牛島「前は逃げられた」





誰だよ！その保健委員！






貴方「取り敢えず！私は優しくない！！／／」




っと、奴に言い聞かせる










ぽんぽん











牛島「はは、面白い奴だな」






牛島の大きな手に頭を撫でられた












貴方「！？／／」




顔がどんどん熱くなる




なに、この感じ！？












貴方「手当ても終わった！早く部活戻れ！」








私は牛島を保健室から追い出し

ドアの前に力無く座り込んだ














貴方「な、なんなの！！／／」















この胸の高鳴りの正体は…？

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