人は髪型が100%ーハイキュー！！短編集ー

ツンツン頭なエースの100% ページ2

岩泉 一






貴方「ごちそうさまー」






私は朝ごはんを食べ終えた。




なんか、玄関が騒がしくなってきたみたいだから









貴方「いってきまーす！」





外へ出た














玄関には








及川「おはよー」


岩泉「はよ」





部活で知り合って仲良くなった


徹とはじめが居た





最近は登下校を一緒にしている








及川「Aちゃん、今日も可愛いねー」


貴方「はいはい、ありがと」




チャラい徹の一言は華麗にかわす(笑)






岩泉「てか、和久井遅すぎじゃね」


貴方「ごめん！許してぇー！」






私が身を乗り出して謝ると




岩泉「別に、つか歩きづれぇ」



そっぽを向くはじめ





貴方「すんません」






もう、ツンツンしてるんだからー！





及川「あ、俺、女の子に呼び出されてるんだ！」




急に焦った口調の徹





貴方「モテる男はつらいねぇー」


及川「まぁーね！じゃ、先行くね！」




徹はバイバーイっと先に行った








はじめと2人っきり








貴方「はじめは呼び出されてない？」




岩泉「おう」




貴方「良かった」





岩泉「おう」








ぶっきらぼうに言うはじめ










でも、知ってるよ










耳が赤いことくらい








貴方「呼び出されたら私にも言ってよ？」





岩泉「言わねぇよ」





貴方「へ？」
















岩泉「大切な『彼女』にそんなこと言わねぇーし


つか、そもそも行かねえよ」










くしゃ












頭を撫でてくれる











貴方「は、はじめ」




なんか目頭が熱くなる











貴方「はじめは、ぶっきらぼうで女子と話さないから良く徹だって誤解されてるけど…」




岩泉「初耳なんだけど」












貴方「私はちゃんと知ってるよ








ただ不器用なだけで、本当は


優しくってやんちゃな高校生だってこと！！」







そして、手を繋いでみる












岩泉「不意打ちやめろよ／／」




貴方「ぷぷー、はじめ真っ赤だよー」
















バカにして笑ってると
























貴方「ん」




一瞬、視界が










はじめの顔でいっぱいになった






貴方「えっ！？／／」












キスだ









岩泉「クソ川に先越されたけど…











今日……つーか




いつも和久井は可愛いからな」







今度は不器用に笑った


















貴方「不意打ちずるい／／」

黒髪センター分けで真面目そうな無気力くん0%→←太陽みたいなオレンジ頭の100%

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す