GENERATIONSの天使3

▽ ページ3

亜嵐side





''ちょっとこっち来なさい''




裕太くんのその言葉で一気にみんなが凍りつく。





もう俺の頭の中で、



怒ってる＋標準語喋ってる＝かなりやばい。


って式がたっちゃった。





龍友くんと裕太くんは怒ってて

隼とメンディーと俺と涼太は心配そうに見つめてて

玲於はゲームしてるふりして実は心配そうに見てる。



裕「なんでこういうことするん？何が気にくわないん？」



裕太くんの怒ってる顔に、やばいと思い始めたのか

急に黙り込む(名前)




裕「お片付けはしない。言うことは聞かない。おもちゃは投げる。いつからそんな悪い子になったん？」




『......。』




裕「そうか。(名前)って言うこと聞けないんやったな。じゃあ今の俺の話も聞いてないよな」




ほんとにキレてるのか、あえて挑発してるか

全然わかんないけど


裕太くん、めっちゃ怖い...。




裕「話聞けないんやもんな。ベランダ出さなあかんな」




''ベランダ''



それは(名前)からしたら''お仕置き''の場所で...



『....やぁ...！(泣)』



目に涙いっぱい溜めて必死に抵抗



裕「嫌やない。言うこと聞けないんやろ？なら、そんな子にはお仕置きや」



『.....やぁだっ！(泣)うわぁーーん！』




さすがに可哀想なので…




亜「裕太くん、もういんじゃない？ここまで泣いてるし...」



裕「でも...」



涼「今回は許してあげよ？ね？」




みんなで裕太くんを落ち着かせてると、




助け待ってました！って感じで俺の胸にダイブする(名前)(笑)




『...ﾋｯｸﾞﾋｯｸﾞ.....うぅ〜(泣)』




亜「はいはい、もう泣かない(笑) 裕太くんにごめんなさいしよ？」




落ち着いてきたところで、




『...ごめな...さ...うぅ(泣)』




裕「もうええよ。俺もゴメンな？」



いつもの優しい裕太くんに戻って、



裕「おいで。もう泣かん泣かん(笑)」



仲直り。笑




裕「もうやったらあかんで？次やったら本気で怒るからな？わかった？」



『うん！』




よかったよかった！と思っていたら、





涼「...ん？ちょっと待って。...裕太くん今の本気じゃなかったの？」



裕「本気なわけないやん。あんなん怒ってるにも入らんで(笑)」




全員「.....えっ。」





怒ってもいないだと？




じゃあ裕太くんが本気を出したら...






全員「.........。」





裕「え？なんか変なこと言った？笑」






裕太くんは怒らせちゃいけない。



そう学んだみんなでした。

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