一話 ページ1
夏の日差しが僕たちをギラギラと照りつける。
「ねぇ、イーブイ。」
『ぶい?』
「今日は、あの街に行ってみようか!」
ポケモントレーナーは、チャンピオンを目指したりジムリーダーを倒して強い証を手に入れたり、コンテストに出てコンテストチャンピオンになったり…などと立派な夢を持つ人が多い。
でも、僕は…僕にはそんな夢を持つ資格なんて無くて、ただただ僕の友達のイーブイと一緒にいる。そんな単純な夢を持っている。
「なぁなぁ!俺とバトルしようぜ!目があったらバトルだ!!」
トレーナーのお約束っぽい言葉を言いながら近づいてくる一人の少年。
虫とり好きなのかな?
なぁんて、かるーい事考えて僕は一礼してスルーする。
後ろから「はぁー!!なしだろそれ!根性なし!」って声聞こえるけど、気にしない気にしない。
歩き続けて何時間…
ふぅ…と一息。
「あそこか…この世界はどこも本当に綺麗だね。」
『 ぶぶい!』
僕とイーブイの初めて冒険して初めてついた記念すべき街となるにはピッタリな美しい街だった。
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桜にゃん♪ - この小説好きです!頑張って下さい!(`・ω・´) (2020年5月19日 20時) (レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:皐 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/maycry
作成日時:2016年5月2日 20時