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コンコン



ノックノック。



「失礼しまーす…。」



皆さんお分かりだと思うが、今私は鷲匠先生…?に呼び出されて職員室に来ている。



「川瀬。」



「は、はいっ。」



いきなりこえかけられたからびっくりした。



「あ、の…。私何で呼び出されたんでしょうか…。」



いきなり聞いた。



「お前、まだ部活入ってないだろ。」



「…はい…。」



「何らかの部活に入るつもりあるか?」



何の質問だこれ。入るつもりないって言ったら怒られんのかな。



いや、仮に怒られたとして、なんで鷲匠先生に怒られなきゃなんないんだ?



もういいや。正直に言ってしまえ。



「…入るつもりは、無いです。どの部活にも。」



「…そうか。」



「……。」



…え。それだけ?


それだけを答えるために私は呼び出されたの?



(ヤバイ、とても帰りたい…)



そう思っていたけど、違うようだたった。



「川瀬…。バレー部のマネージャーやらないか?」













「え…?」



「嫌だったら断ってもいい。」



嫌なわけあるか。


折角誘ってもらったんだ。入らないわけないだろう。何の部活も入る気無いって言ったしちょうどいい。



「いや、勧誘してくれてありがとうございます。…入部したいです。」



「そうか。ありがとう。」



「はい。失礼します。」



こうしてあっさりと男子バレー部への入部が決まった。



めちゃくちゃ嬉しいね、うん。



…それにしても。なんで私を勧誘したんだろうか。



まあ、いいか。入れたし。



考えるのをやめた私は大平君にその事を報告しにいった。







「おーひーらくーん。」



「おっ、おかえり。…なんかご機嫌?怒られたりしなかったのか?」



うん、だよねー。そう思うよね。だって「どうかご無事で」っていってたもんね。



「フッフッフ…。そうじゃないんだなー。」



「?」



「なんと…男子バレー部への入部が決まりましたー。」ぱちぱち



「…!?」



お、やっぱ驚くよね。



「そうなるよねー。わかるわかる。」



「いや、うん。どっちかっつーと川瀬さんの表情筋の動かなさにびっくしてる。」



そっちかい。すみませんね、表情筋固くて。



「それより、これから一緒の部活だな。改めてよろしく!」



「うん、よろしくね。」



大平君とまたよろしくの挨拶をした。



明日から頑張るぞ。









ーーーーーーーーーーーーーーーー
若利君出してませんね。

ごめさい。

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作者名:危機感 | 作成日時:2017年10月22日 21時

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