月島(姉)が月島(弟)と同じくだんだん無気力じゃなくなってる気がするんだが。【HQ!!】

111話~仲間~ ページ7

清「1次予選、突破したよ」



合流した後、清水先輩はそう言った。


谷「よかったあああ！！」


谷地さんは涙目。


貴「信じてました」


そう言う私も、内心ホッと胸を撫で下ろしていた。



日「フジクジラいなくても勝てたあ！！！」


…日向の謎の発言はさておき。


貴「おめでと、蛍」


蛍「どーも。それより姉ちゃんはみんなに何か言うことあるんじゃない？」


ジトっと私を見てくる蛍。


いつの間にか、他の人達も黙って蛍を見ている。


…まあ、蛍のこんな表情なかなか見れるものじゃないしね。かわいいでしょ、うちの弟。



蛍「ほら早く」


貴「…ご迷惑おかけしてすみませんでした…」


菅「全然いいって！」


清「Aちゃんは大事な仲間だからね、いいの」


澤「でも今度からはちゃんと薬飲めよ〜」


東「もう大丈夫なのかー？」


いつでも優しい3年生の先輩方。


西「元気そう！よかったー！！」


木「あんまり一人で無理すんなよ」


田「ったく心配させやがって！」


成「お大事にね」


縁「何かあったら言ってな」


なんだかんだ気にかけてくれる同級生。


日「俺、先輩見かけたら絶対声かけます！」


影「俺も、いつでも手伝うんで気軽に声かけてください」


谷「お互い心配して、迷惑かけてこその仲間ですので！」


山「頑張りすぎないようにね、Aちゃん！」


かわいくて頼もしい後輩達。


蛍「…だってさ。みんな心配してたんだよ」


不器用だけど、とても優しくてかわいい弟。



貴「…ほんとすみません。ありがとうございます」



私、いい仲間と出会えたなあ。

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