105話~いつもの~ #No side ページ1
翌朝、加持高等学校・体育館
「アレだよ、ほら烏野」
「え?」
「この前のIH予選で青葉城西とフルセットやってギリギリまで追い詰めたってトコ!」
「!まじか!」
とある少年達の視線の先
一人の少女が、目を閉じている長身の少年に声をかけていた。
貴「蛍、眠い?大丈夫?」
蛍「ん……撫でるのやめて、するなら家でして」
貴「あ、ごめん」
谷「ひ、日向大丈夫?」
日「大丈夫大丈夫、来る途中で吐いたしスッキリした。お腹空っぽだけど…」
蛍「朝から大量にカツ丼食べて来るとかウケる。そら酔うわ」
日「勝負の日はカツ食うだろ普通!」
蛍「普通とは一体」
貴「まあ"勝つ"とかけて勝負時の定番ではあるけどさ」
山「ひ…日向のゲロ思い出したら貰いゲロしそう…」
貴、蛍「!?」
消え入りそうな声でそういう顔面蒼白の少年に、顔のよく似た男女はバッと目を向ける。
蛍「早くトイレ行きなよ!」
貴「スポドリ飲む?!」
山「だ、大丈夫……」
どこからか起きる爆笑
緊迫感の欠片もない会話
会場にいた人々は『本当にこいつらは強いのだろうか?』と怪しげに見ていた。
264人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミズキ(プロフ) - とても面白くて一気に読んでしまいました。 続き、 楽しみにしているので更新頑張ってください。 (2021年3月1日 12時) (レス) id: 4f6def3224 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 更新待ってます!! (2020年3月18日 23時) (レス) id: 8efb03cbb1 (このIDを非表示/違反報告)
月海(プロフ) - つなさん» コメントありがとうございます!更新が遅くなることもあると思いますが、今後もこの作品をよろしくお願いいたします! (2018年7月12日 7時) (レス) id: 7e767b804e (このIDを非表示/違反報告)
つな - ツッキーィィィィィィィィィィ!!!!!!めっちゃ面白い!これからも頑張ってください!応援してます! (2018年7月12日 7時) (レス) id: 4599e4e8f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月海 | 作成日時:2018年7月11日 23時