#21 ページ22
Aside
「雅貴うるせえよ」
「だって久しぶりのAだよ！？
可愛さは今も健在だし、
少し大人びててもう最高だよね」
「てめえそれ以上言うな」
暗闇の中から出てきたのは、黒いサングラスに
黒い革ジャンを羽織った男の人2人。
この声からして雅貴と広斗だ。
「2人とも久しぶり！」
「広斗、このまま俺らん家に連れてこ「黙れ」
「A聞いた！？
お兄ちゃんに黙れ、って…！」
そして鬼邪高地区で嘘泣きをする
雨宮兄弟の次男、雨宮雅貴。
いや、今のは爆弾発言をした雅貴が悪いな。
「…A行くぞ。早く後ろ乗れ」
「で、でもさ、そのバイクって
1人乗りじゃない？」
「それは大丈夫！広斗のは2人乗りの出来るようにちっちゃいイスみたいなのが取り付けてあるからそこに乗ればいい。
…まあ本当は俺のに乗って欲しかったけど」
いつの間にか元に戻って、自身のバイクに
乗ってる雅貴。
「な、なるほど。じゃあお邪魔します…、」
とは言え広斗の後ろに乗るのは初めて
じゃないから自然と乗れる。
ヘルメットを被って大きな広斗に後ろから腕を回す。
これは何だかいつも慣れないけどね
「んじゃ、行くぞ」
「はいとうちゃーく」
「本当にありがとう。こんな遅くにごめん」
広斗のバイクから降り、家の前で2人にお礼をする。
「A可愛いんだからこんな夜更けに、
それも鬼邪高地区で1人でいない！いい？」
広斗だけじゃなくて、私のお兄ちゃんみたいに
叱る雅貴は、なんだかんだ言って本当にいい人。
「うん。今度から気を付けるよ」
「なんなら俺が毎回迎えに「雅貴は絶対だめ」
「えっ！？なんでだよ！？」
「「よからぬ事を考えてるから」」
「Aまで…、」
また嘘泣きをする雅貴になんて構わず、
サングラスを取った広斗が私の前に来る。
相変わらずかっこいいなあ、なんて
「じゃあ日曜な。…つか、俺が本当に迎えに
行ってもいいんだけど」
「いやいや、お気持ちだけで！」
「おい広斗、抜け駆けしない！
んじゃ、じゃあねA！日曜楽しみにしてる」
「うん、私も！
雅貴も広斗もじゃあまた！」
「おう」
笑顔で手を振ってくれる2人を背に
私は心が弾んだまま、自分の家へ入っていった。
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はるまき(プロフ) - 聖菜さん» 私も長くなってすみません。 本当に今後の励みにもなります。ありがとうございます。聖奈さまも娘さんもお身体にはお気をつけてください！作者も精進して行けるよう頑張ります。笑 本当に嬉しいお言葉、ありがとうございました！今後もよろしくお願い致します。 (2019年10月13日 22時) (
レス) id: 6261451d3b (このIDを非表示/違反報告)
はるまき(プロフ) - 聖菜さん» 聖奈さまがこの小説で元気になって頂けて、やりがいを感じると共に、とても私事のように私も嬉しいです。笑 お気にかけて下さりありがとうございます。体調管理に気をつけて頑張って更新していきます！笑 (2019年10月13日 22時) (レス) id: 6261451d3b (このIDを非表示/違反報告)
はるまき(プロフ) - 聖菜さん» ありがとうございます、そう思って頂いて本当に嬉しいです。笑 本当に良かったです！私の小説でそんなお言葉を頂ける日が来るなんて、思っても見ませんでしたから驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。 (2019年10月13日 22時) (レス) id: 6261451d3b (このIDを非表示/違反報告)
はるまき(プロフ) - 聖菜さん» こちらこそ初めまして！読んで頂いてありがとうございます。娘さんも読んで下さっているなんて光栄です。笑 そうだったんですね…。 (2019年10月13日 22時) (レス) id: 6261451d3b (このIDを非表示/違反報告)
聖菜(プロフ) - 最後になりますが、お体には気を付け更新頑張って下さい。心から応援しております。こんなながながとした文章申し訳ありません。では失礼致します.聖菜 (2019年10月13日 21時) (レス) id: b2916b18f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるまき | 作成日時：2019年7月21日 9時
