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勘違いして怒る人いるけど勘違いさせる人も悪いと思うな(一個人の意見です) ページ9

「あ?」


ヤニ厨は相変わらずヤニ吸っててヤニクセェ。


『あれ、今日は一人なんですか?愛しの沖田さんは?』
「誰が愛死しの沖田さんだ豚女」
『夫婦でしたか』
「誰がだ!!」


そうやって慌てるのがまた怪しい…


し、イケメンはイケメンとくっついていれば、私に面倒は回ってこない。一石二鳥。


「それ一部の奴らにしか得しねぇだろ」
『ネタになります』
「ほー、脅迫罪だな」
『職権乱用』
「黙れ」

サドゴリ王子ってアイマスクしてもイケメンなのは残念。


「あんた今失礼なこと考えましたかィ?」
『めっちゃ褒めたかな』


受動喫煙であんたもヤニ厨になったかとうとう。


「A君…ここは銀ちゃんに任せるアルネ…!」
『ど、どうしてですか!課長!』
「え、なにそれ」
「銀ちゃんに任せるアルヨ…!」
『課長…………は…はい…、わかりました!』
「おい待ててめぇらァァ!その雰囲気出しながら俺を身代わりにすんじゃねェェ!!」
『銀さん、後は…任せました…』
「顔笑ってるの知ってるかんな!!怒ったかんな!!後で覚えとけよまじでェェ!!」


こうして、銀さんは無事逮捕されました。


『銀さん釈放されるかな』
「お金積めばいけるらしいけど無いから無理ネ」
『そやな。今は新八や』
「そーね。こんなに体力使わせて後で酢昆布で死ねるほど買わせてやるね」
『じゃあ私は新八になんかして貰お』
「乙女の体力奪うやつは、乙女にデブって言うやつと同等の罪があるね」
『死罪じゃんそれ新八童貞卒業とともに死ぬの?もうちょっと余韻に浸らせてあげればいいのに、』
「買わせてから殺すね」


あ、


と声を漏らせば、神楽もキュキュッとブレーキを踏む。


『あれやね…?』


青い服を上から羽織って、頭にハチマキ。あと……


『うちわ…?』
「あれでどーされる気ある…?」
『する気じゃなくてされるのね』


ツッコミ二人も不在だと私が突っ込むのね。


まぁ、分かってましたけど。


なんか、似たような人がワラワラと…


『何人でやる気…?』
「しかもあんな野郎どもと…」
『新八、そっちの処女はもう捧げてたってこと…!?』
「まだそう考えるのは早いアル」
『え…?』
「今日が、初めての可能性だってアルネ」
『ハッ…!!』


すべてが…はじめて…



初めてを…捧げるのは男なのね…新八…だから…


『神楽帰るよ』
「?なんでアルヨ、今からがいいとこネ」
『取り敢えず家に帰ろう。銀さんも、連れ戻して』


神楽は終始不満そうだった。

お疲れ様でーす→←タイミングがいいんだか悪いんだかわかんないけどとりあえず空気読んで帰ってほしい



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作者名:ハンバーグと鶏天とナスの素揚げ | 作成日時:2023年4月8日 2時

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