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何がしたいんだかわかんないけどとりあえずツンデレかコノヤロウ ページ5

ゴリラは一人だけじゃなかった…


そう思ってると腕をつかむ力が強まるからやめとくいでだだだだだだだだ


あ、警察のサイレン聞こえた。


え、まじで捕まるの?いや、冤罪無罪な白い私よ?


「やっときやしたか」
『ねぇ本当になんもしてないじゃん!!』
「してやしたよ、誘拐。連れて行ってやろーか、って」
『子猫じゃん!飼い主いなかったじゃん!!』
「じゃん、って言うのは可愛いヒロインが使うもんであんたはヒロインでも可愛くもなんにもないから使う権利ないですぜ」
『面倒くさいこいつもう嫌』


本当に嫌なんだけどこの人。


イライラするまじで銀さん覚えてろ。


私に買い物行かせたのあいつだからな元々はあいつが悪ぃ元凶はあの天パだクソ野郎…!


「そいつ……万事屋の、」
『あ、近藤さん助けて私冤罪!』
「誘拐ってぇのは?」
『子猫!飼い主いない!野良!』
「端から聞いたら立派な誘拐文句ですぜ」
『ナンパの誘い文句みたいに言うのやめて』
「あんたは一生ナンパされやせんからご安心を」
『死ぬかクソ王子』
「またオメェは……面倒事に首突っ込みやがって…」


あぁ来たイケメンだけど正常時は真面目で正常な人間が!


『土方さん、誤解なんです!ほんとに私なんにもしてない!』
「そりゃ分かってんだよ…おい、総悟離せ」
「なんであんたの言うこと聞かなきゃいけねぇんですかィ」
「俺はてめぇの上司だぞおいこら」
「あっははー、いっけねぇや、俺最近物忘れが酷くて酷くて……ヤニ中毒で死ね」
「てめぇは年寄りか…喉に豆詰まらせて死ね」


最後物騒だし豆って詰まるの?


『ほら!沖田さん!離して下さいよ!』
「……チッ…」


うっわー、ほら、赤くなってんじゃん、もう…


「悪かったな、うちのやつが」
『目が節穴ってあーゆーこと言うんですね』
「誰が節穴ですかィ豚女」

うるせぇ私は今土方さんに話しかけたんじゃボケェ


『銀さんより目が腐ってら』
「丸焼きにされてぇのか豚女」
『じゃ、さよなら土方さん、近藤さん』
「お、おう」


面倒くさい。それに早くしまわないとアイスが溶ける。


定春連れてくりゃよかった。そう思いながら帰りました。



 






帰りの車内…

「またあの女に絡んでんのか、飽きねぇなお前も」
「絡んでんじゃねぇんですよ、遊んでんですよ」
「公務中に何やってんだお前」
「あんま騒ぐなよ、うちのメンツにかかる」
「へーへー」
「地獄に行きてぇんなら早く言え」
「その前に丸焼きにしますよ」

いっつも元気なのに雨の日とかに限って元気ない人っているよね→←字数制限があるのって辛いよね…いや、そこまでに収められない私も私か…?



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作者名:ハンバーグと鶏天とナスの素揚げ | 作成日時:2023年4月8日 2時

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