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イケメンって自分のことイケメンって認知してるよねでもそれを表に出さないのがまた中身もイケメンなんだよなこれが ページ11

土方side


「はー……あっちぃ……」


なにが好きでこいつと見回りなんかしなくちゃならねぇんだ…


「土方さん、どうぞ、お茶です」
「おう、サンキュー」


ザキはいいとして…


「へへっ、旦那なにしてやがるんですかィ?」
「待て待て待て待て」
「あ?」
「あ?じゃねぇよあ?じゃ。今は見回り中だろうが」
「見回ってやってんじゃねぇですかィ」
「だからなんでお前はいつも上からなんだよ…」


笑いながら万事屋に話しかけに行っただろあいつ…!


『お、土方さんじゃねぇですかィ』


万事屋の次にこいつが面倒くせぇ。なにげに総悟のマネしやがって……


黙ってりゃ普通の女なのによ…


『見回りですか?』
「あぁ」
『山崎さん、今度非番の日っていつですか?』
「非番ですか?」
「残念ながらザキの頭にゃあ非番なんて日はねぇ」
「過労死させる気ですかあんた…」
『今度一緒にカフェ行きません?』
「え、ぼ、僕ですか?」
『はい』


自分で言うのもあれだが、俺は顔は良いほうだ。総悟もな。


普通の女なら俺か総悟にたかってくる。


やっぱ普通じゃねぇなこの女。


『ヤニ厨もサドゴリラもいらないんです。ジミーくんがいいんです』
「潰すぞ豚女」
「さりげなく僕もディスるのやめてくれませんか…」
『へへ』


山崎が好きらしい。


よく茶に誘う様子を見かける。


それをことごとく邪魔する総悟。


『山さんはどこがいい?』
「えっと…僕は、何処でも」
「豚小屋に行く気ですかィ?」
『あんたがね』
「俺が豚小屋ならあんたは便所だな」
『あー言えばこーいうってこういうことね』


助けて銀さん絡まれてるー


女はそういう。


『土方さん助けて』
「お前を助ける気はねぇ……が…おい総悟、ザキ、戻るぞ」
「はっ、はい、じゃあAさん、また」
『またです!』
「同じ空気吸ったら豚が移るぞザキ」
『税金泥棒め殺すぞ』
「警察の前でよく堂々と犯罪宣言できるな」
『税金泥棒じゃなかったの?』
「警察だばか」


俺は結局、総悟の首根っこつかんで戻った。





「土方コノヤロー離しやがれください」
「てめぇそりゃどういう言葉だ」
「いやしかし、なーんであの豚女はザキみてぇなジミーがいいんでしょうねェ」
「知るか」
「なぁザキ」
「俺に聞かんでくださいよ」
「いやー、豚女はただでは転ばねぇから面白ェ」


総悟、もしかしてあの女がきになってんのか?



いや、気に入ってるの間違いか。


こいつに気に入られるたぁ、厄介なことだな。

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作者名:ハンバーグと鶏天とナスの素揚げ | 作成日時:2023年4月8日 2時

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