第35話 ページ36
主人公side
それから3日後.
任務地だった九州から朝イチの飛行機で東京に戻ってきた.
高専に到着して仮眠室まで行くと,歌姫さんと電話をしていた悟がいた.
五条「___どう?
僕下戸だから,ノンアルでも構わないよ
ピッ
五条「...」
『なかなか見つからないみたいね』
五条「翠先輩おかえり〜」
電話が終わったタイミングで声をかけると,悟は驚いた素振りも一切なく返事を返してきた.
五条「まっ,そんなに早く見つけられるとは思ってないよ
さて
後は頼むよ
冥さん」
そう言ってプラプラさせていたスマホをなにやら操作し,角砂糖を3つ以上は入れたであろう甘々のコーヒーを口にする.
五条「それより聞いた?
1年生の一昨日の任務報告」
『えぇ,明から
九相図の受肉体と特級呪霊をそれぞれ撃退』
五条「さっすが僕の教え子達
恵は領域展開まで出来るようになっちゃって♪」
悟は自慢げにこちらを見てくる.
『
でしょ』
五条「でもここまで来たら完成まであっという間でしょ
楽しみだなぁ〜」
『......
あの子には,そのくらい出来てもらわないと困るわ』
五条「冷たいなぁ
素直に褒めてあげなよ」
『貴方が褒めるんなら,それでいいじゃない』
五条「先輩が言ってあげることに意味があるんだよ
ご存知の通り,恵ったら滅多なことがない限り僕じゃなくて先輩にばっかり稽古お願いしに行っちゃうんだもん
稽古中あんなにボロクソに言われるのにね」
『それだけ貴方に頼むのが屈辱なんでしょ___』
そう言いながら,私は再び部屋の出口まで歩いた.
『私は先にあがらせてもらうわね』
五条「え,もう帰るの?まだ昼だよ?
何か用事?」
『えぇ
______禅院家当主様がお呼びなの』
.
35人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年2月24日 7時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ。 (2021年2月6日 22時) (レス) id: 5781b40464 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:H.A. | 作成日時:2021年2月3日 0時