第三章 ページ19
ハヤテside
ザ「アイツ逃げ足速いよな」
ハ「だが動きは見切った。次こそはシュバっと!」
今日もあのウミニコを逃がした帰りハック、ザックと坂を上がっていると前から練習を終えたAが帰ってくるのが見えた
フレイアは先に帰ったようで訓練に出ていない俺の様子を見に来たらしい
貴「今度最終試験あるんでしょ?良いの?遊んでて」
展望台のような場所で話していると唐突に紙飛行機を折りながらAが聞いてきた
明日はミラージュとアラド隊長が決めた最終試験がある
ハ「なーんかシックリこなくてさ」
幅のある手すりに座って自分のネックレスを手に取る
ハ「あんときはさ……初めて空を飛んだときお前の歌が聞こえて風が吹いて」
あの時のことはとても鮮明に思い出せる
風と……Aの歌……
ハ「すげー気持ちよかった……」
そう言うと隣で立っていたAの頬が赤くなったような気がした
ハ「ま、ここで終わる訳にもいかないし、あの鬼教官ブッつぶしてやる!」
気を取り直して立ち上がるとAは「クックッ……」と堪えるように笑い始めた。堪えすぎで頬が赤くなっている。フレイアにも劣らない笑い方だ
ハ「お前笑うと変な感じだよな」
フレイアとは系統が違う気もした笑い方だったがAは笑い続けている
ハ「何をヘラヘラしてんだか」
貴「別に」
Aの首にいるアイ君もAの気持ちに合わせるようにピンク色にチカチカと点滅している
ハ「じゃあ俺、行くわ」
Aを一瞥してから手すりから降りて歩き出す
貴「明日。頑張ってね」
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リマ(プロフ) - レッドテールさん» この作品を参考にして作品を書いてもよろしいでしょうか? 感動するの作品なので・・・ (2018年10月12日 17時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - マタタビさんコメントありがとうございます!この作品を好きだって言ってくれてとっても嬉しいです!夏休みに入ったので頑張って更新していきます!これからもよろしくお願いします! (2017年7月21日 11時) (レス) id: 1fd051a143 (このIDを非表示/違反報告)
マタタビ - こんばんはー!マタタビです!私この作品好きです!頑張ってください! (2017年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 4efe3cb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - 待ってましたー! (2016年7月26日 20時) (レス) id: d437bf2317 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - やっと更新出来るようになりました!長い間お待たせしてすみません!これから頑張ってアニメに追い付こうと思います!期待に添えるよう頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (2016年7月25日 14時) (レス) id: 083304ccc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レッドテール | 作成日時:2016年5月6日 17時