第二章 ページ14
貴方side
ア「どうだった?空を飛んでみて」
アラドさんは驚いて何も言えないハヤテの隣を通り過ぎエリシオンの端に立った
ア「来てみろよ」
誘われてハヤテとゆっくりエリシオンの端に立つ
とても高くて下まで見えない
ア「落ちれば死ぬ。命懸けだ。だがそれでも飛び立つ。それが風を感じちまったもんの宿命だ」
アラドさんは私とハヤテを真剣な表情で見ると言った
ア「お前等も風を感じたんだろう?後は飛ぶか飛ばないか。命を懸ける覚悟はあるか」
ハ「命懸けか……」
ハヤテはその言葉に何を思ったのか私に荷物を渡しエリシオンの端を片腕だけでバランスをとりながら歩き出した
少しでもバランスが崩れて足を踏み外せば即落下し、死ぬだろう
ハ「……」
ハヤテは数歩進んで止まりこちらを向いた
貴「!」
その時突如突風が吹きハヤテは風に乗るように飛び上がった
「風に乗っただと?」
貴「ハヤテ……」
風が止むと無事ハヤテは地面に着地し呟いた
ハ「いい感じだ……」
そのままハヤテは一番近くにあった臙脂色のVF-31Cに近付いて行く
ハ「軍隊は嫌いだ」
ア「俺もだ」
ハヤテの言葉にアラドさんも頷く
ハ「人に指図されるのも。だから好きにやらせてもらう」
ハヤテはVF-31Cに手を添えながら言った
ア「ご自由に」
「隊長……」
ハヤテの言葉に青年が口を挟もうとするのをアラドさんはまた手で制した
ハ「俺は……コイツで空を飛ぶ……」
目に決意の光を瞬かせハヤテが呟くと突然隣で誰かが大声で叫んだ
「離れろ!」
驚いて見るとそこには物凄い形相のミラージュさんが立っていた
ミ「私の機体に……触るな!」
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リマ(プロフ) - レッドテールさん» この作品を参考にして作品を書いてもよろしいでしょうか? 感動するの作品なので・・・ (2018年10月12日 17時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - マタタビさんコメントありがとうございます!この作品を好きだって言ってくれてとっても嬉しいです!夏休みに入ったので頑張って更新していきます!これからもよろしくお願いします! (2017年7月21日 11時) (レス) id: 1fd051a143 (このIDを非表示/違反報告)
マタタビ - こんばんはー!マタタビです!私この作品好きです!頑張ってください! (2017年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 4efe3cb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - 待ってましたー! (2016年7月26日 20時) (レス) id: d437bf2317 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - やっと更新出来るようになりました!長い間お待たせしてすみません!これから頑張ってアニメに追い付こうと思います!期待に添えるよう頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (2016年7月25日 14時) (レス) id: 083304ccc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レッドテール | 作成日時:2016年5月6日 17時