魔法17 ページ19
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えっ、えっ……?(焦)
坂田「んぁ…?あれぇ、うらしゃんやないの……?」
焦点を合わせようとしてるんか、目を擦ってる
『あっ、……えっと……』
坂田「んん……っ、あれ……A…?」
ぱちぱちっとして目を合わせてきた
坂田「A…?どしたん?」
『…起こしてしまったんならごめんなさいっ』
とりあえず謝っておく
これで怒られたらたまったもんやない
坂田「えぇ……全然大丈夫やで?」
『そ、そう……ならよかった……ごめんなさい、特に用はなかってん…戻ります…』
坂田「えっ、あ、ま、待って!」
バルコニーに戻ろうとしたら手首を掴まれ行くのを止められた
勢いよく後ろに引っ張られてそのまま坂田さんの腕の中に。
『え……なんで……?』
坂田「……あの、昨日はごめんな…?」
まただ
"人の温もり"
私は腕の中で無言のまま俯く
坂田「Aのこと知らんくて……その…」
言いかけたとき、ぎゅうっと抱きしめられる
好きでもない相手にこんなことしていいのか
『もう、……もうええよ。私も悪かったし……』
坂田「故意やないねん……」
『う、うん……わ、わかったから、離してくれへん…?』
坂田「えっ、わぁぁ?!ごめん!!急にこんなんされたらびっくりするよな?!ごめんな!」
めっちゃ謝られた。
『え、別にそういうんはええんやけど……好きでもない相手にしてええんかな……って』
坂田「そ、それは……そのっ」
『あの、今日、全部話すんで!』
それだけ言いバルコニーにまで走った
センラ「あ、おかえり。はよ食べてな〜」
うらた「坂田起こしてくる」
センラ「飲み物取ってきます〜」
椅子に座ってとりあえず食べ始める
朝食は一般と変わらないんやなぁ
てかなんで変態警官と二人きり……
志麻「てか落ち着いた?」
『まぁまぁかな』
志麻「惚れた?」
『んなわけないでしょ蹴るで?』
志麻「やめて?」
『なんで、そんな優しくするん?』
志麻「タイプやから」
『ほんとに蹴る』
志麻「いややめて?!」
なんなんこいつ……
志麻「なぁ、もっかい目みせて?」
『いややし!』
志麻「俺の目と同じ色してるからさー!」
あ、よく見ればそうやな……
なんか……
やだな←
『うるさいわね……嫌やって!』
センラ「なに喧嘩してんの、もう仲悪いんか〜?」
『だってこいつが!』
志麻「目見せてくれへんから!」
センラ「目?」
志麻「あ」
『……』
無言の笑顔で魔法で口封じなう
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赤坂 - 目の色が違うってかっこいいですね。(唐突)すごく面白いので無理しない程度に更新頑張って下さい!!! (2020年2月1日 10時) (レス) id: bd128d24b1 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - おかえりなさい♪?? 更新ありがとうございます?笑笑 無理のない程度にふぁいとですよ♪ (2018年5月26日 17時) (レス) id: b9f81f387d (このIDを非表示/違反報告)
柊木アミ(プロフ) - 四葉ゆうさん» あーそうかもです。デッキって表示でいいですかね。その名前が思い出せなくてw (2018年3月31日 7時) (レス) id: b1ef680daf (このIDを非表示/違反報告)
四葉ゆう(プロフ) - コメ失礼します。船の開けているところって多分甲板じゃないですかね?違ったらごめんなさい!上から目線失礼しました。更新頑張ってください!応援してます! (2018年3月31日 7時) (レス) id: 9b32a0a8f9 (このIDを非表示/違反報告)
柊木アミ(プロフ) - Mocaさん» 大丈夫ですか?!() ありがとうございますっ! (2018年3月28日 19時) (レス) id: b1ef680daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊木アミ | 作成日時:2018年3月13日 19時