【歌い手】-ハイドアンド・シーク-【うらたぬき】

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先生「今日から、一年間お世話になります、佐田早苗です、よろしくね〜」



なにこの先生……


フリーダムすぎない？


怖い………


男子「先生いくつなんですかー」



出た、この質問……



よくあるよねぇ…



先生「私？私は、26歳よ？まだまだ若いわよ(笑)あ、因みに数学担当です〜」


めっちゃ軽い


なんか、とてつもなく軽い



先生「で！この時間は自己紹介してもらいます！それぞれ、教卓のとこまできて、
　 名前と好きなものと一言、いってもらうわ〜」



うげっ、私の嫌いなやつ……



だいたいいる、「あ」から始まる人から順に…




ｶﾞﾀｯと音がなったと思ったら、渉さんの番になっていた



渉「浦田渉です。好きなことは歌うこととか、です。皆と友達になりたいです、
　 よろしくお願いします」



丁寧………


わ、私、できるかな……！？


ｻﾞﾜｻﾞﾜ……


ん？


女子「ねぇ、浦田くんちょーかっこ良くない？」


女子「確かに、ばりタイプかも…！」



女子がｻﾞﾜｻﾞﾜと騒ぎ始めてるんだが。



私は、苦笑いしながら見るしかできなかった



それから1つ、また1つと番が近付いてくる…



大丈夫かな、私…



変な人って思われないかな…!?!?



渉「おーい、Aちゃん？次だよ？」



『…ﾊｯ…あ、は、はい…！』


ヤバい



ガチガチや………




『えと、あの…え、っと……！』



渉「深呼吸して」



不意に渉さんが言った



皆、え？、とした顔をしてる



深呼吸………



先生「緊張すると思うけど、リラックスよ」



渉さんと先生からの言葉で落ち着いてきた




『すぅ…はぁ……私の名前は…神崎Aです…！好きなものは、音楽、です…！
　歌ったりするのも好き、です…こんな私ですが、よろしくお願いします……！』



私は、軽く頭を下げた



女子「よろしくね〜Aちゃん！」



『…え………』



ちょうど教卓の前にいた、女の子が話しかけてくれた



ふと、爽夜をみたら、グッとしてた



私は席に戻る。



渉「頑張ったね、人前とか苦手タイプ？」



『苦手、です…』



それから、皆が自己紹介していく



名前を覚えるのは時間かかっちゃうけど、頑張って皆と仲良くなろう！









そして、知らない間に爽夜の番がきてた



爽夜「佐江島爽夜です！好きなものはとりあえず色々！因みに、神崎ちゃんとは
　 中学からの親友でーす！よろしくお願いしまーす！」



『さ、や…』

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