【歌い手】-ハイドアンド・シーク-【うらたぬき】

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一緒にお昼を食べてから、数時間。


まだ部活は決まっていないため一年生は下校時間になっていた。


まだ3時半だけど…


爽夜「今日一緒にお弁当食べれなくてごめんねぇぇぇ許して？ね？うらたさんのグッズ
　 買ってあげるから、ね？許してちょ？」


『なんでそんなに謝るかわからないけど……仕方ないよ。許すに決まってる』


爽夜がいかにも許してくださいお願いします、って目で見てくる


爽夜「よ、よかった…」


『……許してあげるけど…グッズ買ってくれるのは信じてるからね？』


爽夜「ﾜｶﾘﾏｼﾀ」


『ぷっwwあははwいいよ、買わなくて。自分で買うから』


爽夜「バッジだけでも買わせろこのやろー」


『じゃあよろしくねー』


相変わらず、歌い手の話をしながら下校する


・



・


爽夜「また来週！あ、土日遊びに行くわ！」


『え、あ、うん！またね！』


そういえば週末か


待って？


来週従兄弟くるんじゃなかったっけ？


真冬、くん？


まぁ、いいや←


『ただいま』


ただいま、と言っても返ってこないわけで。


親は遅くまで仕事


晩御飯は自分で作ってる


とりあえず、課題をちゃちゃっと終わらせて晩御飯まで寝るか←


・



・


『できた』


課題終わり。


わりと簡単だったな。


渉くんに教えてもらった方法で計算したらすぐ終わったな



よし、寝るか…


やることないし。




おやすみ




・





・




ｻﾞｰｻﾞｰ


『んっ』


目をさますと、毛布が飛んでいってた


しかも、雨降ってる。


今は7時前か。



スーパーいって食材かうか。



ハンバーグでも作って食べよう




支度をして家を出る。


スーパーは近いからね。









『うーん、これだけでいいかな』


とりあえずある程度なものは買って、帰ることに。



結構雨が強くなってる



早く帰ろ。



「『あ』」


傘を上げると見覚えのある人が


『渉くん！』


渉「Aじゃん。何してるの？」


『晩御飯の食材買いに行ってたの。渉くんは？』


渉「俺はコンビニ」


『一人？』


渉「一人暮らしだけど」


早！？


もう一人暮らし！？


渉「俺が一人暮らししたい、って言ったんだ。俺のやってる趣味？が、関係してるからね」


『ご飯は…？』


渉「カップ麺なう」


『…………』


渉「へ？」


『……ダメじゃない！栄養偏ってる！私んち来て、晩御飯作るから！』


なに？


カップ麺とか、、、偏りすぎ…

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