【歌い手】二人の王子と世界を持った一人のお姫様【うら*さか】

番外編2(★過激注意) ページ43

暗い



もうなんも見えない



痛いのは知ってる…


ベッドに仰向きになりながらキョロキョロしてると不意に太ももを触られた


『ひゃっ…！？ぇ、なに、これっ…』


感じたことのない感覚に敏感に反応する


わたる「触られたことない？」


『うっ、んっ……当たり前でしょ、っ…』


さわる手が止まった


『っ、ふぅ…』


少し安心する私


わたる「最初だけ我慢して、ね…」


そう言って唇を重ねてきた


『んっ、我慢するっ…』


唇が離れた


わたる「じゃあ…いくよ」


ぎゅっと目を瞑る


暗いからきっとお互いが見えない


『んっ…』


わたる「大丈夫、体とかはっきり見えないから」


『いっ、わたるっ…痛い…ん…』


わたる「…最初だけ痛いの…頑張ったね」


ちょっと痛いが、こう重なるのも愛なのだと感じた


『…優しくして、ね』


わたる「うん……っ」


『っ、ちょっと、っ痛いな…』


初めての感覚


ちょっと涙が出る


わたる「ほら、っ、慣れてきた…？」


『んっ、ぁ、慣れたっ…』


わたる「っもう少しで終わるから…」


ベッドが小さく揺れる


時に、ギシギシなる


『んっぁ、わたる、っ』


わたる「A、…愛してる」


『私も、っだよ』


同時に終わった



凄い感覚だった



・




・




・

次の日。

『ん…ふぁ〜って、いっ』


起きて、立ち上がったら腰に痛んだ


えなんで…


わたる「おはよ。大丈夫？優しくしたつもりだけど…痛い…？」


『あはは…なんか腰が痛い…』


わたる「ごめんっ！アレやったら腰は痛くなっちゃうんだ。これだけはどうにもできない…」


『……大丈夫！わたるのお陰で経験できたし、初めてだったけど優しくしてくれたし、
　ありがとう！』


わたる「無理に動くなよ〜w痛むぞ」


『あっ、いてて…これで、わたるとの子供できたらいいなー』


わたる「上手くいったらね」


『女の子がいいかな？男の子？』


わたる「どっちでもいいよ？w」


私は女の子がいいな〜


愛だな………




優しくしてくれたわたるに感謝だな。



坂田「く、うらさんずるい…俺だってもっと優しくする…」


うらた「何気に意味深発言やめよっか！」


『次はゆうが相手か』


坂田「嫌なの！？」


『いや、狼になりそうで怖い』


坂田「優しくするし！」


なんだかんだいつもの日常


変わったことは




初めてしたこと、だけかな


ーーーーーーー

過激でしたすみませんんん


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