【歌い手】二人の王子と世界を持った一人のお姫様【うら*さか】

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つ、次は坂田、王子か…


心臓がもたない…



坂田「おーい。どしたの？」


『えっ…！？い、いや！大丈夫！なんか、ぼーっとしてたw』


私の頭がパンクしそうなくらい緊張してる



身長差。


なにこれ(








・


とりあえず言は終わった←早いとか言うなw



「指輪を」



わぉ、この指輪綺麗…


エメラルドの次はルビーか…


坂田王子のイメージカラーね〜



坂田「はい、左手！」


元気だな


『は、はい』


左手を出すと坂田王子の手が私の手に触れた


緊張しすぎてヤバい…


坂田「緊張、してる？」


『そ、そりゃあね…//』


坂田「俺も緊張してるよ」


『……そうだよね…！』


ｽｯと左薬指に指輪が入る


私の瞳にはルビーの宝石がうつっている。


綺麗…


「先ほどと同じように誓いのキスを」



『……あ…//』


完全に忘れていた行動←


さっきはうらた王子だったし、身長はちょうどだったけど←←


坂田王子は………


『………地味に、高い…』


坂田「もしかして届かない〜？」


冷やかしてくる坂田王子に苛立ちを覚える私。



なんとかして近くまでいかなければ…！



『んー…！んっー！』


背伸びしてもあと少し届かないなんて。


坂田「やば、可愛いwほらほら、ここだよ〜」


結婚式に、こんなことするバカいるか…！


『んー！！んーっ……！？』


私が必死に背伸びをしていると不意に口が塞がった


目の前には坂田王子。


坂田「あははw我慢できなくなっちゃったから、ついw」


『っ〜！私が小さいの知ってて冷やかしたでしょ…！』


坂田「ごめんごめんwちゃんとするから、」


私がプンプン怒ってたらまた口が塞がった


今度はちゃんと。



『…っ…//…さか、た…』


坂田「ふふw…好きだよ」


『…私も……///』


坂田「ずっとね、絶対離さないから」


『ふふっ』


額をお互いくっつけて、目を合わせて言い合う。



ずっと好き。



うらさか二人がずっとずっと。









うらた「A女王…じゃなくて、A！」


『あ、うらた王子…！』


うらた「わたる。」


『わたる…？』


うらた「うん。うらた わたる。俺の本当の名前」


坂田「俺は〜、坂田ゆうって。ゆうでいいんだよ〜！」


『うん！わたる！ゆう！』


幸せすぎる私。


ずっと一緒。



『大好き！』


坂田「うらさん独り占めすんなよー」


うらた「お前こそな！」


『大丈夫、ちゃんと相手する、から…//』

#*最終話*#→←34*

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