【歌い手】二人の王子と世界を持った一人のお姫様【うら*さか】

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数日後。



96「もういやなの！やめる！普通に王女のほうがましや！」



王様「なんでそんな急に…！」



『お姉ちゃん…？』



朝から凄い声で起きてしまった私。



盗み聞きするつもりはないけど



聞きたいから話を聞く




96「Aにも言うから！」



ロン「96女王様…そんなことおっしゃったら…！」



声数からして、3人以上はいるな



96「女王って呼ばんといてよ！もう女王じゃないから！！」



女王、じゃないから…？



『どういう、こと…？』



96「A…！っ、もしかしてきいとった？」



見つかってしまった



私は嘘つきたくないから頷いた



『…やめるってなに！？女王じゃないって！？』



96「ごめんな、………うち、もう女王、やめる…」



『なに、それ…』



96「だから、さ。Aが、次やで…！」



『………なんで、？なんでやめるの…？』



96「………辛いねん…。…Aにはちゃんとした大切な人がいるから大丈夫や」



『わた、し、女王なんてできない…！』



96「大丈夫できる。お姉ちゃんがいるから、なんかあったら頼って？」



『…………わかっ、た』



私が次は女王………



お姉ちゃんは………



96「うちは、大丈夫。Aとの地位交代やから」



『そう、なんだ…』









こうして色々話をして私が次から女王になることになった

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