黄色い髪のキミ。其の壱【鬼滅の刃】

弐拾漆 ページ31

……………まぁ、威勢のいいこと言っといて、私は弱いから頸を斬れない。

私は勿論、炭治郎くんもピンチだ。

『………炭治郎くん、柱を呼んでくる。それまで死なないで。』
炭｢あぁ…！｣


さっき、しのぶさんが呟いていた。
冨岡さんのこと。

絶対、いる。



冨岡さんとは、まぁまぁ仲は良い方だ。

口下手だけど、私には凄く話してくれる。



………あれ…………？

大きめの鬼の気配が、突然消えた………………

そこまで遠くない。

きっと、冨岡さんが斬ったんだ。





『！冨岡さんっ！！！』
義｢水野…！どうした！？｣
『十二鬼月の下弦の伍が…！私ともう1人の同期の剣士と戦っていたのですが、手に負えず…………！』
義｢どこだ！！！｣
『こっちです！！』

ﾀﾀｰﾝ

『…………………お願い………………生きてて………』


今行くから。

もう少し。

耐えて。




『ここで………………………っ！炭治郎くん！！！』

炭治郎くんが、累の血鬼術によって、蜘蛛の糸でできた網に閉じ込められそうになっていた。

義｢…………！｣ｽﾀﾀﾀ

ｽﾊﾟｰｰﾝｯ

累｢！｣

『炭治郎くん！』ﾊﾞｻｯ

私は炭治郎くんの上に覆いかぶさり、そのまま攻撃の届かない所まで転がった。

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ラッキーキャラ！！！！(たまに鬼)

蜜璃

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