説教 ページ35
姫国side
姫国「さっきから人の話も聞かず、自由にしやがって。せめて迷惑かけないように静かにするとか出来ねぇの？」
鶴丸「あーあ」
三日月さんと大包平さんの首根っこ掴んで引きずっていく
姫国「鶴さん！髭切さんと鶯丸さん連れてきて！」
鶴丸「はいよ」
姫国「あのさ、遠征って僕たちの仕事でもあるわけ。遠足じゃねぇの。そこまではわかる？」
三日月「あぁ。わかるぞ」
姫国「だから、遠征一つ一つにも意味があってな、今回は、無事同盟を結べるかどうか見てなくちゃならねぇの。なのに任務放棄して喧嘩とは、良いご身分だなぁオイ」
大包平「申し訳ない•••」
鶯丸「大包平が怯えている。珍しいな」
姫国「そこの二振りもだからな。のんきに茶とか店とか見てる場合じゃねぇから」
鶴丸「まぁ落ち着け。そろそろ日が暮れる。野宿の準備しようぜ」
姫国「そうだね」
鶴丸「にしても、大包平が怯えていたぜ」
姫国「言うこと聞かないあっちが悪いし、僕悪くないよ」
鶴丸「ははっ。それもそうだな」
姫国「•••ねぇ、鶴さん。鶴さんも修行に行きたい？」
鶴丸「うん？そうだなぁ。俺は行きたいな」
姫国「なんで？」
鶴丸「今のままじゃ、驚きが足りないからな」
姫国「天すらも驚かせてやりたいんだっけ？」
鶴丸「まぁな」
姫国「鶴さんなら、今のままでも十分驚かせられるから行かなくても良いと思うけどなぁ」
鶴丸「おっ。嬉しいこと言ってくれるなぁ」
姫国「僕も、修行に行きたい•••」
鶴丸「お前さんは解禁されるまでお預けだな」
姫国「来るのかな。僕にも」
鶴丸「こればかりはわからん」
だって僕、本霊なわけでしょ？
他とは少し違うから、わかんないよ
でも、行きたいなぁ。修行
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作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2023年10月23日 16時
