沖田総司の脇差参 (ページ31)

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帰還祝いページ31

姫国side
主「じゃあ、清光の帰還を祝して、カンパーイ！」
全員「カンパーイ！」

清光「あのさぁ、春。近すぎない？」
姫国「僕に何も言わずに行った罰ですよ。こっちは、昔を思い出して不安だったんですからね」
清光さんたちが、妖に食われそうになった時
清光さんが折れてしまった日
父様の所に出陣した時
清光「うっ。あの時はご迷惑をお掛けしました」
姫国「だから、無事に帰ってきてくれて良かった•••。おかえり、清光。なんか、大きくなったね」
清光「春•••」
姫国「よーし！こうなったら、意地でも飲んでやる！」
安定「えっ！いいの！？」
姫国「ダメだって言われてるけど、なんか、僕今恥ずかしいこと言った気がするから！飲みます！」
堀川「ちょっと！」
酒を一気に飲んだ瞬間、僕の意識は吹っ飛んだ

安定side
安定「主役がこんなとこにいていいの？」
清光「うん。新入りに自己紹介したし、ちょっと夜風に当たってるぐらいがちょうど良いからさ。春は？」
安定「ぐっすり。まったく、いきなり倒れてびっくりしたよ」
お酒一気に飲んだら倒れたんだもん
清光「それはそーね」
安定「•••ねぇ、修行に行ってみて、どうだった？」
清光「んー。なんか、結局は何も出来ない虚しさだけがあったかな。側にいるのに、なんも出来なくてさ。歯痒かった」
安定「そっか」
清光「でも、俺には新しい主もいるし、春だっているし、沖田くんがいる。•••それに、お前もな、安定！」
安定「何それ。普段はそんな事言わないくせに」
清光「何だって良いだろ！」
安定「僕も、行ってみようかな」
清光「え？」
安定「修行！思い立ったが吉日って言うでしょ？」
清光「だからって、今から！？」
安定「清光みたいに、何も言わずに行くよりかは良いと思うけど？」
清光「うっ」
安定「それじゃ、行ってくるね」
清光「うん。待ってるから」
安定「ありがと」
僕は、急いで主の所へ向かった。