沖田総司の脇差参 (ページ30)

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清光さんが帰ってくる日ページ30

姫国side
今、僕たち新撰組の刀は玄関から一番近い部屋にいる
なぜなら、今日は清光さんが帰ってくるからだ
カタッと玄関から音がする
慌てて玄関へ向かう
鶴丸「はー。掘った掘った」
安定「このクソジジイ」
姫国「言いたいことはわかりすぎますが、落ち着きましょう」
堀川「今日は鶴の唐揚げだね」
鶴丸「おいおい。鶴さんは唐揚げにはならんぞ。何せ、食べられる所が少ないからな！」

「何それ。喧嘩売ってんの？このジジイ」

清光「•••あー。ただいま」
姫国「おかえりなさい！」
安定「ったく。黙って行っちゃってさー！カッコつけかよ」
たった四日離れてただけなのに、その四日がすごく長かった
和泉守「派手になって帰ってきたな」
清光「どう？少しは可愛くなれた？」
長曽袮「可愛くというよりは、逞しくだな」
清光「えー。何それ」
姫国「清光さんはいつも可愛いですよ」
清光「へへっ。ありがと、春」
主「ぎよみづー」
清光「うわっ。主汚っ」
姫国「ちょっと、鼻水くらい拭きなよ」
近くの部屋からティッシュを持ってくる
主「ゔぅっ。なんが、感慨ぶがぐでぇっ」
清光「ははっ。ただいま」
主「おがえりぃー」
信濃「あれ？誰？」
薬研「加州！帰ったんだな」
清光「うん。なんか、新しい刀増えてる感じ？」
薬研「大将が、あんたがいなくて寂しいって言ってな」
清光「ふーん。じゃあ資材カツカツなんだ？」
薬研「おう！こなきだから回してるが、中々に厳しいぜ！」
姫国「薬研。それね、そんな良い顔と声で言うもんじゃないよ」
前田「加州さん！」
清光「前田！」
前田「おかえりなさい」
清光「ただいま。ごめんね、しばらく留守にしちゃって。大変だったでしょ」
前田「いえ！皆さんが手伝ってくれたので」
清光「そっか。良かった」