鬼ごっこ ページ28
姫国side
姫国「はい捕まえた」
秋田「捕まっちゃいました•••」
五虎退「うぅ。姫国さん。速いです」
姫国「九州の男士舐めたらいかんよ」
まずは秋田くんと五虎退くん
信濃「わわわっ！」
姫国「確保ー」
信濃「速いよっ！」
姫国「ははは。最高練度の刀ですからね」
信濃「くそー。後藤め•••。来てたなら教えてくれたって良いのに。後藤はあっち行ったよ」
たぶん置いてかれたんだな
姫国「ありがとー」
姫国「はい捕まえた」
後藤「くそー！何でだよ」
姫国「信濃くんが教えてくれたからね」
後藤「あいつ覚えておけよ•••」
姫国「はい捕まえたー」
前田くんと平野くん
前田「見つけてから捕まえるのが速すぎます」
平野「見習わなければなりませんね」
姫国「コツ教えてあげようか？」
平野「ぜひ！」
姫国「それはね、考える前に動く事だよ。考えると、どうしても時間がかかるからね。その一瞬が、負けに繋がる事にもなる」
前田「でも、考える前に動くというのは、戦では命取りではないですか？」
姫国「それはそうなんだけどね。これはあくまで、時間がなかったり、相手が自分より弱いとき。あとは、一振りじゃないとき。仲間がいないと出来ないよ。これは」
平野「勉強になりました。ありがとうございます」
姫国「どういたしまして。じゃあね」
姫国「はい厚捕まえたー」
厚「速ぇよ！」
姫国「戦では勝てても、足では勝てないかもね。厚」
厚「くっそ！姫国より速くなってやるからな！」
姫国「楽しみにしてるよー」
姫国「乱くん確保！」
乱「姫国さん速すぎ！」
姫国「ふっ。昔はよく兄さんと野を駆け回ったからね」
主に僕が先に駆けてって、心配性な兄さんが追いかけてきてただけだけど
乱「それが原因じゃない？」
姫国「そんな悪い事みたいに•••」
姫国「薬研捕まえた！」
薬研「くそー。今回は逃げ切れると思ったのに」
姫国「その油断が悪かったな」
薬研「次は絶対に逃げ切ってやる」
姫国「絶対に捕まえてやる」
姫国「はーっはーっ。やっと、捕まえた」
博多「ぜーっぜーっ。捕まってしもうたばい」
姫国「博多だけは、捕まえるのに苦労するよ」
博多「同じ九州男士やけんね」
姫国「やね。はー。めっちゃ汗かいた」
博多「夕飯の前に風呂に入った方が良さそうやね」
姫国「確かに」
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作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2023年10月23日 16時
