お風呂 ページ22
姫国side
皆のお手伝いをしていたら、あっという間に夜になった
信濃「筋肉痛になりそうだよ・・・」
姫国「戦のときとは、別の筋肉使うもんね」
安定「春。どこ行ってたの？」
姫国「みんなのお手伝いをしていたんですよ」
厚「ありがとな。大和守、今日の夕飯なんだ？」
安定「かぼちゃの煮付け」
姫国「清光さんが好きなやつですよね？僕の分、少し・・・・・・あ」
不動「そんなこともあるって。ひっく」
薬研「あー。少し貰ってやろうか？」
姫国「気にしないで・・・。間違えただけだからさ。ははは」
信濃「笑えてないよ」
安定「なら、僕に少しちょーだい」
姫国「いいですよ」
姫国「はぁー」
お風呂に入ってると、鶴さんがやって来た
鶴丸「姫国がため息なんて、珍しいな」
姫国「鶴さん・・・。清光さん、はやく帰ってこないかな？」
鶴丸「そりゃないな。明後日まで待つんだな」
姫国「やっぱり、心配なんだよね」
鶴丸「・・・加州は、お前が心配するほど、弱くないぞ」
姫国「うん。それはわかってる」
鶴丸「にしても、お前。意外とがっちりしてるな」
姫国「九州の男士は強かよ」
鶴丸「腹筋バキバキじゃねぇか」
姫国「しっくすぱっくってやつ。主さんが言ってた。鶴さんのもやしみたいな体とは大違いだって」
鶴丸「姫国、意味わかって言ってるか？」
姫国「ううん。主さんが言ってたから」
鶴丸「よし。主はしばく」
姫国「ほどほどにね」
鶴さん、すぐ腰痛めちゃうんだから
鶴丸「にしても、久々の出陣は堪えたな」
姫国「どっか行ってたの？」
鶴丸「あぁ。大包平を探しにな」
姫国「大変そうだね」
鶴丸「何せ、隊員が平安の刀ばかりだからな。まとめるのが大変だ。姫国が来たら、少しは楽になるんだが・・・」
姫国「ははは。無理なこと言わないでよ」
平安の刀、自由すぎるからまとめられないんだよ
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作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2023年10月23日 16時
