お手伝い ページ20
姫国side
今日の僕、全然ダメだなぁ
日本号には負けちゃうし・・・
五虎退「あ、姫国さん。虎くん、見てませんか？」
姫国「見てないけど」
五虎退「そ、その。探すの、手伝ってくれませんか？」
姫国「いいよ」
五虎退「ありがとうございます」
姫国「見つけた！」
日当たりのいい縁側にいた
五虎退「よかった・・・。一緒に探してくれて、ありがとうございました」
姫国「いいよ。暇だったんだし」
浦島「姫国ー。亀吉知らない？」
姫国「知らないよ。また池にでもいるんじゃない」
浦島「それが、いなかったんだよー」
姫国「でも、僕が思いつくのはそこぐらいしかないよ？」
浦島「うぅー。一緒に探して！」
姫国「別にいいけど」
亀吉はお風呂場にいた。
浦島「良かった！亀吉〜。ありがと、姫国」
姫国「どういたしまして」
不動「姫国〜。風呂掃除、手伝ってくれよ」
姫国「いいよ」
お風呂場、広いもんね
お風呂掃除をしていたのは、不動、薬研、厚、後藤くん、信濃くんだ
信濃「つ、疲れた」
薬研「あと少しだ。頑張れ信濃」
厚「姫国！そっちに泡流れてるか？」
姫国「ううん。流れてない」
後藤「排水溝、遠すぎるんだよなー」
ブラシで排水溝まで泡を持っていく
ていうか、僕、今日めっちゃお手伝いしてない？
五虎退くんの虎探しに、浦島の亀吉探し、そしてお風呂掃除
薬研「にしても、大和守は大丈夫なのか？姫国」
姫国「うん。ちょっと荒っぽいガス抜きさせてる」
薬研「ガス抜き？」
姫国「昔やってた、大河どらまのでぃーぶいでぃーってやつを新撰組の皆で見てる」
後藤「姫国は行かなくていいのか？」
姫国「うーん。僕はいいかな。じっとしてるより、体動かす方が、あんま考え事しなくて良くて、楽だから」
後藤「ふーん」
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作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2023年10月23日 16時
