沖田総司の脇差参 (ページ17)

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宴会　二ページ17

姫国side
山姥切「秘密だ」
微笑む山姥切
安定「ケチー。・・・ふわぁ。何だか、眠くなってきた」
姫国「もう寝たらどうですか？」
もう十一時だ
安定「うん。おやすみー」
姫国「おやすみなさい」
山姥切「おやすみ」

小烏丸「ほぅ。では、その加州は強いのか」
姫国「それはもう。もしかしたら、小烏丸様よりも強くなって帰ってくるかもしれませんね」
小烏丸「では、子に負けぬように精進せねばな」
何故か今、平安生まれの刀たちに囲まれている
新撰組のみんなはもう寝ちゃって、僕だけ起きてたとこに髭切さんが来てお話ししてたらいつの間にか増えてた
石切丸「それにしても、きみがここに来るとは思わなかったよ。騒がしいの、嫌いじゃないのかい？」
座敷わらし「ここは平安のものばかりだ。静かでいいね」
膝丸「他は若いからな。あそこの次郎太刀たちは」
鶴丸「ぶははっ。ひ、膝丸。きみ、それ狙って言ったのか？」
膝丸「何の話だ」
鶴丸「ひぃ。死ぬ、笑い死ぬ」
姫国「・・・平安の刀にも、騒がしいのは一部いるけどね」
今剣「うるさいですよ。鶴丸」
鶯丸「いつものことだろう」
ソハヤ「これがいつもなのか・・・」
大典太「・・・」
大典太さんはさっきから黙ってちびちびお酒をのんでいる
お酒が無くなってきたら、つぎ足したりするのが僕の仕事だ
あとおじいちゃんたちの話に相槌打つこと
姫国「にしても、皆さんは際限なくのみますよね」
三日月「はっはっは。まぁ、年だからな」
姫国「年ならのめなくなってくるんじゃないんですかね」
鶯丸「俺は茶に限るがな」
今剣「このおいしさがわからないなんて、姫国さんもまだまだこどもですね」
姫国「うーん。そうかな」
主さんはお酒のんでる今剣くんを見て引いてた
『その見た目で・・・？』って驚いてたし困惑してた
まぁその気持ちはわからなくもないけど
岩融「姫国はのまんのか？」
姫国「・・・禁酒？してるんですよね」
小狐丸「何故じゃ」
姫国「うーん。周りに迷惑をかけないため、ですかね」
獅子王「なんかやらかしたんだな」
姫国「昔の話ですよ」