宴会 ページ16
姫国side
主「新しい仲間の歓迎を祝して、カンパーイ！」
全員「カンパーイ！」
次郎「へぇー。じゃあ今その初期刀は旅に出てるんだ」
姫国「そうそう。はは、はやく帰ってこないかな・・・」
日本号「おい、せっかくの宴会なんだからそんなしょげた顔すんなよ」
姫国「だって寂しいもん〜。ヤケ酒してやる！」
日本号「おい止めろ！」
お酒に手を伸ばした僕の手を掴む日本号
姫国「ふーん。そんなことするんだ」
日本号「お前に飲ませちゃいけねぇからな」
姫国「・・・向こう行ってくる。新撰組の所」
ちなみに総司さんは仕事があるからって言って帰った
日本号「飲むんじゃねぇぞ」
姫国「わかってるって」
ま、兄さん困らせたくないからそんなことしないけどね
六百年ほど前は申し訳ございませんでした・・・
でも、なんかパーッと気持ち晴らしたいなぁ
姫国「その代わり、明日僕と手合わせしてね。日本号」
日本号「あぁいいぜ」
安定「清光ぅ〜」
姫国「安定さん苦しいですっ。ちょ、誰か助けて」
僕は今安定さんからの熱い抱擁をもらっています
望んでないけど
和泉守「ったく。いつもは喧嘩ばかりだが、いなくなったらいなくなったで寂しいんだな」
堀川「清光くんは最初からいたもんね」
姫国「いや、助けてくださいよ」
長曽祢「ほら、大和守。春告鳥が苦しんでるぞ」
お酒を取りに行っていた長曽祢さんが戻ってきて、僕を助けてくれる
姫国「助かりました・・・」
安定「なんで黙って修行に行ったんだよぉ〜」
姫国「僕たちに話したら、行けなかったんでしょうね」
安定「あったまきた。腹立つあいつ」
堀川「落ち着いて」
姫国「ほら、もう遅いですから寝ましょう。安定さん」
山姥切「兄弟。明日、俺と兄弟は出陣だそうだ」
堀川「わかったよ」
安定「山姥切ぃー！」
山姥切「なっ何だ」
姫国「こらこら。安定さん。迷惑かけたら駄目ですよ」
安定「山姥切はさ、清光が修行に行くって知ってたの？」
山姥切「あぁ。まぁな。だが、清光が言うなって言うから言わなかった」
姫国「ていうかさ、山姥切はいつ清光と国広って呼び合う仲になったわけ？」
山姥切「この間の出陣の時に、色々あってな」
安定「えー。教えてよ」
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作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2023年10月23日 16時
