待っててね ページ36
姫国side
熱い、体が熱い
頭が割れるように痛い
ずっと誰かが僕を呼んでる
兄さんや皆じゃない
誰?貴方は誰?
総司side
どうもこんにちは!
現世に転生した沖田総司です!
僕は今、政府でハッカー兼研究者として働いています
まぁ僕の研究対象は一つ
"刀剣男士"
特に姫国
彼は本霊
本来なら、僕たちの手の届かない場所にいるはず
そんな彼が今、ここにいる
これが何を表すのか
答えは一つ
"異常事態"
本霊の彼が降りなければならない程、この戦いは激化しているのかもしれない
やっぱり、平和が一番だよねぇ
いつの時代になっても、争いは絶えないのもなのか
そんなとき、電話がかかってきた
審神者をしている幼馴染みからだ
名は沖田総馬
要するに僕の子孫なんだよね!
厳密には僕の子じゃないけど、僕の家族が生んだ子孫
総司「もしもーし」
総馬「総司、本丸に来てくれ!」
総司「どうしたどうした」
尋常じゃない慌てっぷり
こりゃなにかあったな
総馬「実は、姫くんたちを池田屋を行かせたんだけど、姫くん倒れて帰ってきてさ、信じられないくらいの熱出してて」
総司「わかったわかった。だから落ち着きな。大将のきみが慌ててどーするの」
総馬「・・・清光たちの前では見栄張ってた」
総司「ははっ。じょーとー。すぐ行くから待ってな」
総馬「あぁ。門に清光を行かせる」
ご先祖様の力を見せてやろーじゃないか!
待っててね、総馬、春告鳥
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作者名:兼さんの耳飾り | 作者ホームページ:http://yuzunoki
作成日時:2023年6月2日 20時